大和路塔巡り(その2)『お弁当』

(大和路塔巡り(その1)『室生寺』より)



室生寺』から飛鳥へ移動する途中、時間も昼をかなり回っていたので、古道沿いの川の流れが見えるどこかでランチにしようと、川の様子をみながら移動しましたが、残念ながらなかなか好都合な場所がみつかりませんでした。良い感じのせせらぎなのに、川の両側は護岸で固められ、河原もほとんどないのです。
ちょっと河原へ降りて行けそうな場所があると思うと、そこは民家の庭先のよう。


ようやく杉の木立の下、バス停と待合い小屋のある場所のそばに、小さい滝もあり、そこにシートを敷いて腰をおろすことにしました。



広げたお弁当はこちらの名物の柿の葉寿司や、案内をしてくださったM本さん自らの手作りの玉子焼き!
スペインからの彼らがもし、鯖や鮭の載った柿の葉寿司が口に合わない場合は..と、おにぎりまで用意をしてくださった心遣いに感謝です。




そして....これまたしっかり、地元の銘酒まで。
彼らには「日本のピクニックは例外なく日本酒の四合瓶とお猪口も持っていくものだ」と印象ついたでしょうね。




おそらく外食続きだった彼らには、ひと味ちがった楽しいひとときだったに違いありません。


(大和路塔巡り(その3)『大宇陀でおやつ』につづく)