2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桃源郷

トンネルを抜けると、突然眼下に広い盆地がひらけ、そして雪を頂いた南アルプス。昔、電車でも車でもなく、徒歩で笹子を抜けた旅人の目には桃源郷以外のなにものでもなかっただろう。文字通りあと二週間もすれば、ここには桃の花が咲き乱れる。

『幸福弁当』

このところ、ろくでもないことばかり続くので、新宿駅で『幸福弁当』というお弁当を買ってみました。 煮物、 『人形町魚久』の粕漬け、 『築地すし玉青木』の玉子焼き、 一口大福などが入って、650kcal。軽くて量は丁度良いし、それぞれは美味しいけど、この…

草加煎餅食べ比べ

以前、いただいていた草加煎餅の話題で、 草加市内でも昔ながらの手焼き一筋ってお店は源兵衛煎餅というお店、一件だけなんです。そのお店の煎餅は海苔も胡麻も装飾なく、本当にコメの生地に醤油を塗っただけのシンプルなもの。だけど、とても美味しいです。…

花の命は短くて

近所の小学校の桜は、早くももう散りだしていました。 風が吹くたびに、はらはら.....と、数十枚ずつの花びらが目の前に舞い落ちてきました。 “花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき” 林芙美子が『浮雲』を発表したのが1949年。 1903年12月31日生まれで、…

The first anniversary of my weblog

葉もない枯れたような枝先に、突然蕾がついて、そして数日のうちに膨らみ、あっという間に5弁の花びらを開く。 それも一枝に一つではなく、びっしりと重なるように咲き誇る。 梶井基次郎の短編小説『櫻の樹の下には』ではないが、満開の桜の花の下にたたず…

『出陣餅』

『公園通りの花クッキー』とともに、W部さんからいただいていたのが『出陣餅』。 外見は山梨の有名な『信玄餅』と良く似ています。『信玄餅』はもともと安倍川餅がルーツのようですから、この『出陣餅』もいきつくところ同じ安倍川餅のようなお菓子ですね。 …

上越・高田『公園通りの花クッキー』

先日東京にいらしていた上越のW部さんから、可愛いクッキーを送っていただきました。 その名も『公園通りの花クッキー』。 食べるのが勿体なくなってしまいそうな押し花がついています。 あまりに綺麗で、最初、包装の紙についているのかと思ったほどです。 …

『辺境・近境』読了

最近本を読むペースがひどく落ちている。理由は分かっている。出張を控えて長時間の移動がない事、借りてきている本がなぜか文庫本でなくハードカバーで大きなサイズなので持ち歩けないこと...こう書くと自分の問題がないように見えるが、読む当人の心の余裕…

関原酒造の火災、その後

(昨日のエントリー「ああ、長岡『関原酒造』が火災に!」より) 昨日はなかったニュースが各紙に載りだし、それとともに被害などの状況がややわかってきました。 産経ニュース 酒蔵火災、日本酒4万本が焼失 被害6000万円 新潟 2008.3.21 03:46 新潟県…

ああ、長岡『関原酒造』が火災に!

なにげなくアクセス解析を眺めていたら、普段からも酒造会社さんやお酒の銘柄といった固有名詞での検索結果からblogにみえる方が多いのですが、今日にかぎって「関原酒造 火災」という検索が多数。 いったいどうしたのかと思い、その検索結果元をみてみたら…

囁きが聞こえたのか、パティスリーKENJIの『炭都ロッシェ』をいただく

2月にいただいたお菓子、宇部の宝石・パティスリーKENJIの『黒ダイヤ』をエントリーに書いて、その最後に、お店のHomepageから『炭都ロッシェ』という商品があるという事を知って書きました。 そして「今度は『炭都ロッシェ』ね」と小声で囁いてみていたの…

雑感またはメモ

「自分の好きな人、愛する人の子供を作りたい、生みたい」と思う気持ちは大昔の人間の根本的な、そしてごく自然なものであったのだろう。 そしてそれが人類の繁栄のために、人間の女性に与えられた最大の力だったのかもしれない。 もしそれが阻害されること…

甘く甘く、甘くとろけていく幸せ、ノースプレインファームの『生キャラメル』

ひんやりと冷えていたそれの衣を解いて、口の中へ。 舌先で2,3回転がすと甘いバターとミルクの芳香が口に広がります。 「ふわぁ...」っと、思わず夢見心地でその甘さに笑んでいると、気が付いた時にはそれは形もなくとろけてしまっている.... 「もっと長…

居酒屋『かあさん』

別にこの店に入ったことがある訳ではないのだけど、昨日こんな事をかいたものだから。 怪しげな「お母さん喫茶」より、よほど正々堂々と「かあさん」を主張しているような気がして、私でも訪ねてみようかという気になるものです。 『居酒屋かあさん 五反田駅…

『カレセン』

「カレセン」(枯れ専)って、「枯れたオジサン」が好きな女性らしいです。 女性の新しい「萌え」の対象ですね。 これを読むといままでなんとなく、隅っこに阻害されていたおぢさんの中に、まさに自分のことかもと喜ぶ方もいらっしゃるかもしれませんね。 し…

『お母さん喫茶』

さきほどは「カレセン」で、おおっ〜と思ったばかりですが、今度は「お母さん喫茶」。 「メイド喫茶」「執事喫茶」に続く?新たな喫茶店だそうです。 まんだらけグランドカオス喫茶スペース「マザー」 割烹着をきたお母さんが和室でお茶でもいれてくれるのか…

街の様相シリーズ〜14『新横浜周辺』

私が学校をでて最初に就職をした会社でのことだから、もうどれだけ前のことだろう。 具体的な年月はやめるとして、10年を一昔とすればもう二昔に近い前のことだが、会社の施設立て直しやそれにともなうスペースの都合で、それまでいた武蔵中原の工場内から、…

挙式、披露宴に参加。演出はいろいろ凝っても、なにより根底は昔から変わらないもの。(^O^)

自由が丘『セントクリストファーガーデン』の午後

新潟からのお客様、Mさんを迎えて、自由が丘を少し散策しました。私が以前からよくハーブオイルを買いにいっていた店があるので御一緒していただいたのに、なんとそこは売り場ではなくハーブを使ったトリートメントのスタジオに変わっていました。 坂道を歩…

草加の『草加煎餅』

「東京みやげは?」と聞かれると最近は本当に困ってしまいます。 本当に地元産の何かをつかったものがあるかといえば、見あたりません。 ではと、東京みやげランキングのようなサイトをみると、自分では買って食べたこともないような新しいお菓子類が上位に…

『想天坊 別仕込 じゃんげ』を送っていただく

新潟のO川さんから日本酒を送っていただきました。 白い包みをほどくと.... 「超辛口二十度生」と書かれたラベルが見えてきました。 「超辛口」、「二十度」、「生」といった言葉はそれだけで日本酒の好きな私をドキドキさせます。 長岡は河忠酒造の 「想天…

苦みを楽しむのは大人の特権? 謎の蜜柑でマーマレードを作る

先週の嵐で思わぬ収穫だった、謎の蜜柑。 あまりに香りが良かったので、食べたあとの皮をとっておいてありました。 もう駐車場には落ちていないし、あとは手も届かない高い場所に実っているだけなので、皮をつかってマーマレードを作ってみました。 薄皮を削…

深夜の芳香、頼まれてクッキーを焼く

なぜかこんな遅い時刻に、頼まれていたクッキーを焼きました。 夜の飲食は控えているというのに、オーブンから立ち上る甘い香ばしい香りは、ダイエットの心を揺るがすローレライの声のようです。 つい、端の崩れた部分を摘んでみましたが、焼きたてのサクサ…