なるほど「1日15分パソコンの前にすわるだけで誰でも簡単に副収入」はこうやるんですか


たまたま以前自分で載せていたエントリーが気になって、検索をしたら、自分の書いたエントリーと全く同じようなタイトルの記事をいくつも発見。


たとえば、屋久島へ行った際に泊まった良い宿のことを私がかいた記事
「屋久島の宿『苺一笑(いちごいちえ)』の夕食」
http://d.hatena.ne.jp/tangkai-hati/20080412/1208454269
というエントリーが元記事ですが、検索結果の中には、


屋久島の宿『苺一(いちごいちえ)』
http://kagoshimaapple.sublimeblog.net/article/2043991.html

ちょっとちょっと! 宿の文字を一文字換え、「夕食」をとっただけのタイトル?
そして、笑ってしまうのがそのblog本文(上段)。
私の書いたオリジナル本文(下段)と比べてみてください。

さすがに早朝に 鹿児島 をでて、高速艇トッピーで宮之浦港へ、そして レンタカー で島を一周は疲れが出もす。 運転してくださったHさぁ はもっとお疲れになったと考えもんどん ... 鹿児島 入い すう 前からしごっ の事もあって抱えていた 頭痛 で ...
さすがに早朝に 鹿児島 をでて、高速艇トッピーで宮之浦港へ、そして レンタカー で島を一周は疲れが出もす。 運転してくださったHさぁ はもっとお疲れになったと考えもんどん ... 鹿児島 入い すう 前からしごっ の事もあって抱えていた 頭痛 で ...

さすがに早朝に鹿児島をでて、高速艇トッピーで宮之浦港へ、そしてレンタカーで島を一周は疲れが出ます。
運転してくださったHさんはもっとお疲れになったと思いますが......鹿児島入りする前から仕事の事もあって抱えていた頭痛で、

なんとまあ、私の書いた文章を適当に抜粋し、おそらく鹿児島弁変換サイトかなにかで一括変換でもしたのか、その文面、ご丁寧にボリュームだすために2回繰り返しているし。
このblogサイト、他の記事もどうみてもご本人が記述したとは思えない記事の集まりですね。
公開しているblogなので、そのURLのリンクが張られるのは仕方ないですが、引用だということの判るような表示も、元記事のURLリンクもなく、タイトルと本文を自分のコンテンツとして載せてしまうのは、なんともねぇ。


そして検索してみえた方が、blog内にあるアフェリエイト参加の広告をクリックすれば目出度し目出度しなのですね。
本当に知りたくて検索してきた方、タイトルの宿の名前の漢字が違っていては迷惑でしょうね。


ちなみに、このblog「ブログを作るならサブライムブログ!」「無料でネットで稼ぐ方法をお教えします!」なんてご丁寧に載せていますが、
サブライムブログ http://sublimeblog.jp/


アカウントの削除について 

というお知らせがありました。

アカウント削除について
平素は、サブライムブログをご利用頂きありがとうございます。

現在、自動投稿にて記事を増やしている方もいらっしゃるとは思いますが
自動投稿の意味を、記事の引用をしてもいいと勘違いされている方が多いので
4月1日より、下記のような記事を投稿しているブログは、アカウントを
削除させていただきます。

■自動で記事を作成している
■記事の内容が引用
■読めない
■クレームが届いた記事

自動投稿を制限内でOKにしているのは、ご自身で記事を書いて
それを投稿システムで投稿されている場合であり、記事の引用を
認めているわけではございません。

ご自身で書いた記事の自動投稿については、制限の範囲内で
ご利用いただけますが、規制をかけさせていただきますので
常識の範囲内でのご利用をお願いします。

それでは、今後ともサブライムブログをよろしくお願いします。

http://info.sublimeblog.net/article/1972310.html

微妙です、さて、どこまで記事の引用か?
タイトルをちょっとだけかえ、本文を自動変換したものは引用ではなくオリジナルなのか?



ちなみに、同じ宿の検索結果に、もっとひどい引用の集まりがありました。


タマミン
http://sappo001.paslog.jp/article/866708.html


タイトルも一部改変ですが、本文となっては、引用のつぎはぎでもう何のことかわかりません。
それでも、情報をしりたい人は検索結果から見に来る訳ですよね。


日本のblog普及率は世界有数らしいですが、はてさて、こうなってくるとそのうち何割がオリジナルblogでしょう?




【覚え】

社団法人著作権情報センター
http://www.cric.or.jp/index.html
著作権Q&Aシリーズ
http://www.cric.or.jp/qa/qa.html



ちなみに、いくらアフェリエイトでワンクリックあたり、何円かの報酬があるとはいえ、ただ単にコンテンツの接ぎはぎで人を集め、クリックしてもらうだけでは知れています。サラ金、ローン関連の広告掲載をすると、他よりかなり報酬率は良いようですが、それとてクリックしてくれていくらの話。
本当にネットで稼いでいるのは、「ネットで簡単に稼ぐ方法教えます!」といって、講習会参加費用や情報提供費用を受けたり、ノウハウ料を個人から毎月1万円〜受け取っているいる方々です。(「笑」がとまらないでしょ。)