『北海道らーめん奧原流 久楽(くら)』


想像以上に寂しい『ポロトコタン』と、とんでもない人数があつまって肉を焼いて食べている『白老牛肉祭り』。
この対照的な情景をあとに、肉のやける香りだけいただいて、お腹をすかせていた私達はどこか美味しい食事のできる店はないか、と先ほどの『白老牛肉祭り』にあった観光案内チラシをもとに、国道36号線室蘭街道を走るのですが、どうもピンとくる店がありません。
店の看板が見つかっても、営業しているかどうか判らないような? 
そんな事の繰り返しをしている時、同行で昔、この付近に住んでいたことがあるというCちゃんがお友達に電話。
「登別付近を走っているのだけど、美味しいもの食べられるところないー?」


このやりとりを後部座席でドキドキしながら聞いていました。そして....
国道36号線を室蘭方面にいけば「クラ」というラーメン屋さんがあるって!」
Cちゃんの機転とお友達に感謝!


このあたりかな...と思いながら走っていくと「らーめん 久楽」という看板を発見。なんと別の全国ラーメンチェーン店「山岡家」の隣でした。




黒い四角いボックスのような建物はちょっと不思議な感じもしましたが、駐車場には半分くらいの車が駐車中。
あ、これはいけそう、と吸い込まれるように入りました。




ここのラーメンは味噌ラーメンが主流のよう。しかも「白味噌ラーメン」という見慣れないラーメンがあったので、「白味噌味玉子付らーめん」を注文しました。おっと、とろろ御飯もつけました。




やや多めの麺に、具がかくれてしまうほど、スープもたっぷり。
味玉子は良い味で、黄身のやや半熟加減もいい具合、ただあまりに小さいSSサイズなのがちょっと残念でした。
コチジャンのような赤い辛み味噌がトッピングされてきたので、それを全部溶きましたが、辛さは全く感じませんでした。
葱は小口切りでも白髪葱でもない、縦に割ったものをブツ切りにしたような切り方。
これは時々、食べていると口の中でシャキっと存在感があって、単調な味噌味には良いかもしれません。



スープは白味噌というだけあって、やや甘め。飽きが来てしまうかな...と思う前に、ちょうど食べ終わりました。
私にはちょっと塩分が強いようだったので、スープは数回飲んだだけにしました。
他に赤味噌ラーメンもあったようで、A木さんが食べていましたが、お味はどうだったでしょう?


前夜から食べ物があってもお喋りの尽きない皆ですが、この時だけはやや静かだったような気がします。
夢中で食べていたんでしょうね。






北海道らーめん奧原流 久楽(くら)


http://kura.up-g.jp/pc/pc_index.html


北海道登別市鷲別町6-38-1
国道36号線沿い
tel:     0143-87-3407
営業時間: 平日11:00〜24:00 (L.O. 23:30) 無休



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