香ばしい「炙りしょうゆもつ鍋」を『もつ鍋 一慶 西中州店』で食べる
博多の夜、最近はとても洒落てしかも美味しいフレンチやイタリアンも多いのですが、さあ何にしようと思えば、暑くてもやはり「もつ鍋」*1でしょう。
事前に炙ったもつを使ったもつ鍋の店があると聞いて、それがどこかも判らないまま、西天神をふらふらと歩いていると、ちょっと気になりそうな店が数軒。
そのうち何店舗か集まっている建物の2階へあがっていくと、なんとそこがその炙りもつ鍋の店でした。
まずは歩いて喉も渇いていたので、ビールにさっとでてきそうな肴を2品。
なぜか時々無性に食べたくなる「和牛レバー刺し」。
薄目に切られたレバーに、葱、胡麻、胡麻油、醤油...といったタレと薬味がかかった状態で出てきます。
一口食べると、これはレバー!?というようなあっさり感。
レバーは苦手という人にも、他の部位の柔らかい肉だといえば、判らずに食べてしまうかもしれません。
「手羽先しょうゆ煮込みの炙り」は、一旦先に茹でたものを炙っています。
名古屋の手羽先をイメージしていたら、箸でつかんだ途端に、ほろり...と身がくずれる柔らかさ。
お酒の肴に最高ですが、白い御飯の上にのせてもまた格別かもしれません。
そしてもつ鍋。
ここには、普通のもつ鍋が醤油味、味噌味と二種類、
そして、もうひとつ、炙りもつ鍋というこの店の名物が、やはり醤油味、味噌味とで二種類。
今回は「炙りしょうゆもつ鍋」にしてみました。
コンロの上に置かれた煮上がる前のもつ鍋。
具は炙りもつの他に、キャベツ、もやし、ニラ、それから豆腐で、一番上に辛みのトウガラシ味噌が載せられています。
ふつふつと煮上がってきた「炙りしょうゆもつ鍋」。
一度先に炙ってあるモツはとても柔らかで、しかも炙った時の焦げ目が香ばしい!
なるほど、ちょっとひと味違うもつ鍋です。
それにしても、もつなべのキャベツはなんでこんなに美味しいのでしょう。
野菜をおかわりして追加した後、ちゃんぽんの太麺をいれて、〆にしました。
さて、夜はまだ長い・・・・・
『もつ鍋 一慶 西中州店』
〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉2-10-14
tel: 092-731-3999
営業時間:15:00〜02:00(L.O.01:00) 無休
*1:「もともと博多ではもつ鍋は食べられていなかった。韓国からの伝来。」という話がありますが、それはそれ、今博多で美味しいもつ鍋があればそれで良いのです。(笑)