エリザベートを魅了したワイン


今、宝塚歌劇月組によって上演されている『エリザベート』
絶世の美女であった美貌のオーストリア皇后『エリザベート』が暗殺され、その後の世界から逆に遡って『エリザベート』の姿を描くストーリー。


その公演を観にいった大阪のMDさんから、なんとも素敵な贈り物をいただきました。
ワインを前にしたら、私のことを思い出してくださったのだそうです。
なんて光栄な!



この箱の色....
ワインのパッケージには違いありませんが、艶やかな紫、そして金を押したデザイン。
やはり宝塚はただものではありません。




入っていたのは、エリザベートワイン『トロッケンベーレン アウスレーゼ ノイジードラゼ』(TrockenbeerenAuslese)
オーストリアのノイジードラゼ地方で造られている、極上の貴腐ワインです。
エチケットに印刷されている美しい女性はオーストリア皇后『エリザベート』に他ならないでしょう。



黄金色に輝き、豊潤で濃厚な香り、甘美で気品あふれる味わいはエリザベート皇后をはじめヨーロッパの貴婦人達を魅了し、古くから王室主催の晩餐会を華やかに飾ってきました・・・


とあります。
トロッケンベーレン アウスレーゼ は極甘口の最上級貴腐ワイン
一晩冷やしていたワインを早速、今夜の食事のあとのデザートにいただきました。
濃厚な甘口ワインは果物などに良くあいます。
とはいえ、先に呑んでしまうと、果物の甘ささえ吹き飛ばしてしまう甘さ。
果物は先にいただいて、そしてさらにこのワインをいただくのが良いでしょう。
あとはそう、御料理の最中であれば、やはりフォアグラとでしょうか。




黄金色、そしてとろんとしたワインを口に含むと、私は見たこともないはずの『エリザベート』の華やかな舞台が目前に広がってくるようです。
パーティーの席で、グラスを口に運びながら、酔いしれている貴婦人と、そのお喋りも聞こえてきそう。




グラスに注いで時間がたち、すこし温度があがれば、今度はハチミツのような香りと甘さ。
いずれもただ甘いだけではなく、あくまでも深く上品。
エリザベートや貴婦人達でなくても、女性はみなとろけてしまう魅惑の味でしょう。



ワインをくださったMDさんも、宝塚の舞台をみてとろけていらしたのでしょうね。
私にはワインで幸せ気分のお裾分けをくださったようです。
洒落た贈り物とお気持ちに、乾杯!




宝塚歌劇をみていらしたMDさんのblog『宝塚歌劇・エリザベート』はこちら
http://madonna.blog.ocn.ne.jp/yume22/2009/06/post_2a2c.html
ああ、またトート役の瀬奈さんを見てしまいました。(*^^*)




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