捨てられない

先日、知人の日記で懐かしく思い出した「本の雑誌」。

本の雑誌」はまだ若い頃(そう、私にだって若い頃はあったのです)椎名誠の本を読み出した頃から、ずっと愛読していました。
それがいつか記憶がないけど、あるときからパッタリ読まなくなってしまった。
その理由は分かりません。
きっと買い損ねた時に、なにかもっと重要な事件がおきて、そちらにかかり切りになってしまっていたのかもしれません。

同様に創刊から読んでいたいくつかの雑誌類も、去年の暮に創刊号とその後の3号までを残して、すべて処分しました。
出した書籍のボリュームはかなりでしたが、なぜか室内は一向に広くならず。
あらためて自分の「詰め込み・押し込み・収納上手」を認識しました。(笑)


小さい頃から「物を大事に」するようにと、厳しくしつけられてきたせいでしょうか、
やたら「物が捨てられない」私。

書籍はもとより、ぬいぐるみ、人形の類に至っては、
あまりに古く捨てようとすると、まさに目が訴えかけてくるのです。

「私、捨てられちゃうの?」

あわてて「ごめん...」そういって、元に戻すのです。


ただでさえ狭い部屋は年ととれば取るだけ、こうしたもので、狭くなっていきます。
誰か「捨てられる」心の切り替え方法を教えて欲しい・・・


本の雑誌 (2007-1)

本の雑誌 (2007-1)