再読『星の王子さま』

子供の頃、若い頃、何度も何度も読んでいたはずの本、
なのに、なぜか思い出せない一節がある。
それがとても気になって、気になって、仕方ないという事が多くなった。


これもその1つ。


愛蔵版 星の王子さま

愛蔵版 星の王子さま



挿絵のウワバミに呑まれた象は鮮明に記憶しているのに、
王子さまは首にスカーフを巻いているのを覚えているのに、
よっぱらいは何で飲み続けていたか、台詞が思い出せない.....
王子さまは結局、幸せだったのだろうか、思い出せない.....





イムリー?!

http://www.excite.co.jp/News/society/20070404192400/20070405M40.049.html

星の王子さま>挿絵の原画1枚、山梨県で見つかる [ 04月04日 19時24分 ]

 「聖書」「資本論」に次ぐ世界的ベストセラーといわれるサンテグジュペリ作「星の王子さま」の挿絵の原画1枚が、山梨県北杜市のえほんミュージアム清里で見つかった。サンテグジュペリ自身が描いた大小47点の挿絵のうち約5枚の原画が確認されているが、日本での発見は初めて。
 見つかった原画は、王子が4カ所目に訪れる星に住む「実業屋」のコマ。A4程度の紙に水彩絵の具で描かれている。同ミュージアムを運営する渋谷稔さんが、94年に開かれた東京の古書市で、米国の希少本専門書店から購入し保管していた。
 25日から東京・松屋銀座で開かれる「星の王子さま展」(5月7日まで)の準備の中で所在が判明。同展の企画を担当するサンテグジュペリ研究者、中村祐之さんが確認した。他の原画と同じ位置に染みがあり、初版本(43年)の挿絵と同一サイズのトリミングの指示が書かれていることなどから、初版本の原画である可能性が高いという。
 来日したサンテグジュペリのおい、フランソワ・ダゲーさんは「原画と対面できてうれしい」と話した。見つかった原画は同展で一般公開される。【手塚さや香


「王子が4カ所目に訪れる星に住む「実業屋」のコマ」は、王子さまが訪れても、目もくれずにせっせと星を数えつづける実業家。
赤白のネクタイをし、くわえ煙草で、じっと机の上の数をかぞえている実業家。(笑)


さらにもう一つ。

「シャトー・マレスコ・サン=テグジュペリ」 
Chateau Malescot Saint-Exupery


というワイン。
シャトーは17世紀末に買い取られ、シャトー・マレスコ、そして、3人目の買い手となったのが、「星の王子さま」の著者「アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ」の曾祖父「サンテグジュペリ伯爵」だったそうな。
(さすがに、楽天でも出てこない...)