成田でスタック(Track Shipments)


また輸入貨物のTracking(おいかけっこ)をしている。


5月2日に依頼をうけてメーカー発注をしたものだが、発注者のマシントラブルの関係で、一刻も早く入手したいらしい。
新しいマシン(intel inside Mac)を購入したため、従来のバージョンではnative起動できずエミューレータモードでの起動しかできないので、そのままではパフォーマンスも落ちてしまう。
大量のフレームを計算させていくアニメーション生成には、たとえ1枚の画像生成が10秒遅れたとしても、多大な影響がある。
たとえば最終的に日本でのTVモニタ(NTSC)再生するなら、1秒間に大雑把に30枚(正確には29.97枚)のフレームが必要なので、3分のアニメーションなら30枚*3分*60秒=5,400枚 10秒ずつの遅延だと、合計で54,000秒。つまり900分、15時間ものロスになる。

発注は日本時間で2日の午後だったが、メーカーからの連絡によれば現地2日の晩にはすでに集荷されたという。
その後、Track Shipmentsの検索によれば、翌日にはメンフィス、アンカレッジを経由し、日本時間の4日午前中には成田に到着。
通関待ちとなった。

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ところがそれからが動かない。
普段発送を受けている商品(ソフトウェアのアップグレードキットのDVD)なので、先方のInvoice不備も考えにくい。
日本ではGWの連休中。
成田税関もお休み中!?


なにか税関倉庫にうずたかく積まれた、大量の輸入品が目にうかぶ。

発注者にはすでに日本に入っていることを昨日とっくに連絡しているが、その山の中からこちらに入荷してくるのは、いつの事だろう!?
こちらの発注から、メーカー手続き、出荷も含めてわずか2日ですでに成田まで入っている貨物が、スタックしている。
輸送会社はPriorityPackの責任を果たしているが、貨物はまだまだ届かない。
一方、一刻も早く入手したがっている発注者の顔がうかぶ。


この時間経過のアンバランスさ。
ああ、なんとも.....!





(追記)

5月5日夕刻、確認をしたところ、ようやく、

May 6, 2007 2:49 PM  Int'l shipment release NARITA-SHI JP

貨物がリリースされたようだ。
早くて明日の配送。
いや、明後日、明明後日は長岡なので、明日じゅうに来ないと困るのです。


(追記の追記)


5月7日昼すぎ、ようやく入荷。
さっそく、内容を確認して、発注者へ国内輸送する手配をし、
明日の午前中に到着予定。


blogで文句いっていたからか、今回は珍しく税関で開封チェックが入っていた。
とはいっても、一番外側の紙製パックだけで、中のDVDのシールはそのまま。
GW中、海外から持ち込む怪しいDVD、CDが多いせいか...!?


ところで、玄関先で荷を受け取ってすぐ、Tracking Info.を確認したら、すぐさま、その時間で「Delivered」と入っていた。
素早いっ!