夜の静寂に


ああ、1時半に横になったのに、なんだか妙に寝付けず
起き出してしまいました。

本当は明日にBESTを尽くせるよう、ちゃんと眠らないとならないのに
夜の静寂をすべて吸い込まないといけないような、そんな焦りがして。


今日も自分の仕事(商売)には一切ならない事で、日の大半を費やしてしまいました。
しかもその相手は自分の商売の事のために、こちらの時間を使ったのです。
毎度毎度、このような事をするたびに、煮えきれない思いをしてしまうたびに、
なんで自分はバカなのだろうなぁ...と思います。
イヤなら相手にせず、無視すればいいのでしょうけど。


以前、自分の書いた日記『江戸しぐさ』の中に、
書物の引用で、

■「働く」とは人のために動くこと(第三章p88)

働くという漢字は「人」のために「動く」というつくりになっているように、周りの人を楽にする、つまり端を楽にするから「はたらく」のです。・・・
朝飯前・使役・はたらくという三つの働きの中で、人間として最も評価されたのは午後の「はたを楽にする」働きでした。


このようにかきました。
しかし、これは本来自分の生業をきちんとしたが上の事。
それができていないまま、「はたを楽にする」事ばかりをしている自分は、愚の骨頂ではないか....


なにか堂々巡りの思考が、夜の静寂を好むようです。
このまま空が白みゆくのを、じっと見つめていたい気がします。


         (信棒するある人へあてて..... 心の吐露とも、甘えとも)