『日本海夕陽ブルワリー』

午前中の授業のあと、所用で長岡から薬師峠を越え、石地海岸、そして海岸沿いに出雲崎を経て寺泊までいきました。

昼食に入った店は、 『日本海夕陽ブルワリー

日本海を臨む海岸線の景色のよい店で、1階では地ビールを造っていました。


造られているビールは10種類ほどあるようで、どうぞどうぞ...というお勧めに素直に従って、お味見をさせていただきました。

新潟名産のコシヒカリを使った、風味よいラガー。
濃い風味でも、苦みはあまりなく、むしろ甘さを感じるように飲みやすいので、ビールの苦みが苦手な人向きかもしれません。

  • サンセットラガー 約5%

ホップの苦みが効き、しかも酸味も感じられる風味。その割にはスキっと飲み口が良いビールでした。

  • マスカットワインタイザー 約7%

ビールとしては一瞬たじろく名前ですが、香りはまさにワイン。
口に含むとビールですが、やはりビールの苦手な人にも飲めそうです。
(以前、長岡でアンズビールなるものを飲んだことがあるのですが、今にしておもえば、ここのビールの瓶に良く似ていました。)


さすがにすぐそばには寺泊漁港
そこから揚がる日本海の新鮮な魚介類をつかったメニューが並び、どれにしていいかかなり迷ってしまいました。
前夜に食べた蛸も美味しかったので、「寺泊のタコ、トマトソースパスタ」も魅力、「佐渡岩牡蠣のパスタ」も捨てがたい....
本題そっちのけで、ビールグラスを傾けながら、メニューをずっと眺めてしまいました。
結局、ココロを決めたのは、おもだったものがみんなはいっていそうな「海鮮のパスタ」
なんと、白海老も入っていました。
見た目はスープパスタかと思うほど、出汁のいいスープがパスタの下に。
時間があれば、パンをたのんで、全部綺麗にいただきたいところです。



アラカルトの中から、「鯖まるごと1匹のハーブ焼き」を頼みました。
どの位のものが出てくるか、ちょっと想像がつかずに頼んだのですが、出てきたものは、35cm近くあり、
しかも丸々とした鯖。
そして、丁寧に下処理して、腹の中にもハーブが摘められて、こんがりと焼かれています。
鯖と言わなければ、鯖嫌いの人も判らない程でしょう。

どんなに鮮度の良い魚でも、捌き方、下ごしらえ、加熱の仕方がまずいと、生臭くまずくなってしまいます。
ブルワリーのレストランということで、最初あまり期待せずにいたのですが、良い意味で期待はずれ!



自分で漁(釣り)にでなくても、採り立て魚が安く手にはいるこういう鮮魚が沢山の漁港の町は、魚好きにとっては本当に羨ましいです。
夕方、沈みゆく夕陽をながめながら素敵な人とビールでも飲めば、とてもとてもいいムードなのでしょうね。


残念ながら、長岡から向かい、面談して、すぐまた長岡へ戻っての慌ただしい3時間でした。




日本海夕陽ブルワリー
     〒940-2501 新潟県長岡市寺泊野積 107-225
     Tel 0258-75-4966(代)  brewery@yuhibeer.com