高度11,700mで『お福』をいただく


7月26-27日の合計30時間の駆け足滞在をした鹿児島からの帰りは、19:15分発の青い翼でした。
羽田に着くと21時近くということで機内でお弁当をいただきました。


小鉢   ハモ湯引き・おくら胡麻和え
和風味  厚焼玉子・南瓜・昆布巻・薩摩揚げ・蒟蒻・人参・里芋(の煮物)
御飯   穴子御飯
香の物  高菜・山川漬け
フルーツ オレンジ・りんご・ぶどう

  合計 585kcal

そして一緒にいただいたのが、


『越後 お福正宗  純米 蔵内低温生貯蔵』


150cc入りの可愛い小瓶入りです。
水平飛行わずか数十分しかないフライトには、ちょうど良い量ですね。



新潟産「五百万石」をつかったお酒です。



それにしても、本当に私は新潟、そして特に長岡づいています。
なにしろ鹿児島に飛ぶ前日までは長岡にいたのです。
往路の新潟は『行形亭(いきなりや)』のお弁当で、そして帰路には長岡のお酒です。
7年前から仕事で長岡に通うようになった経緯もですが、とにかく「縁」というもの無しでは考えられません。



ところで、このお酒の蔵元『お福酒造』には、今年の5月、長岡市内を回った際に偶然とも言えるタイミングで訪れています。(これも「縁」というものでしょうね。)


お福酒造』は、長岡市内でもどちらかというと山古志よりの中越の震災では被害の多かった場所です。
あれから2年半、当時かなりの建物被害をうけていたと思いますが、その建物を取り壊さず、ジャッキアップをして土台を新たに整え、再び載せて内部の壁などを塗り直し....
およそ新築をしたほうがどれだけ安あがりかと思う手間をかけ、再びこの母屋に住まおうという気持ちが、この酒蔵所の酒作りの気持ちにも通じるようで、いたく感激をして帰ったものです。