麹町のフレンチ『LA VERITE(ラ ヴェリテ)』


麹町も新宿通りから1本はいった路地は、不思議なくらい大通りの喧噪が消えます。
麹町駅からも半蔵門駅からも、ほど近いところ、今までも日中は時々歩いていたことはあるはずなのに、気が付かずにいたのがこのフレンチレストラン
『LA VERITE(ラ ヴェリテ)』。



まずは会食のメンバー4人があつまるまで、ビールやグラスシャンパンを1杯。



そしてスタートはY口さんが持ち込みをしてくださった素晴らしい限定生産スペシャル・キュヴェ、
『JACQUESSON Grand Vin Signature 1993』(グラン・ヴァン・シニャチュール)から。



グラスに注ぎだした途端に、泡とはじけて香る力強い香り。
そして、濃い琥珀色をしたこのシャンパンは独特の深い味わい。
最初に飲んだグラスシャンパンが、ただの水に思えてしまう程の存在感。
まさに秋に飲むシャンパンに相応しいものでした。



ついついシャンパンを味わいつつ、話がはずみ、誰ともなく発した言葉。
「料理がなかなか出てこない...」


それもそうです、メニューを傍らにグラスを持ちながら、シャンパンに酔いしれて誰もオーダーをしていなかったのでした。
コース料理は重すぎる..と、それぞれシェアをしながら食べようと、いくつかの料理を注文。



Amuse Boucheは『カボチャのスープ』




『海老のゼリーよせ』




『秋サバと焼ナスの大理石仕立て』(写真なし)

この時期の鯖は最高に美味しいのです。



『帆立のムース』



私が持ち込んだのはスペインPRIORATの赤。
シリアルナンバー付きの
『PRIORAT CLOS FONTA 2000』(クロ・フォンタ)




『トリップと白いんげんを詰めたトマトのオーブン焼』(写真なし)


『フォアグラのムース』




『子羊のロースト』(正式な料理名は不明)



ここでつい、レストランのワインリストから『VOLNAY Bitouzet prieur』を頼んでしまったのでした。
判ってはいましたが、『PRIORAT CLOS FONTA 2000』の後に飲むには軽く、若く、霞んでしまいました。




デザートは『林檎のスライスのタルト』。






LA VERITE(ラ ヴェリテ)』

〒102-0083 東京都千代田区麹町3-7-9
tel&fax 03-3222-5588
営業時間 11:30-14:30、18:00-22:30
定休日  予約のない日曜祝日
http://www.la-verite.net




[rakuten:katsuda:1403032:detail]