1月のディナー&ワインセミナー



ディナーはちょっと大袈裟ですが、
「異なるワインの試飲をしながら気の利いたお料理をちょっといただく会」
といったほうが良いでしょうか。
セミナーか? 
そうですね、ちゃんと勉強しているようですね。
ほら、下の方の資料に「---気候条件と葡萄の因果関係を科学する---」ってあるでしょう。


今回はワイン用の葡萄の栽培とその個性を決める要因について、そして世界のワイン産地の気候区分と該当する地域、適合する品種についての簡単なお話でした。
そして試飲は白ワイン。



3種の白ワインはいずれも2005~2006年のシャルドネ
そしてすべて樽熟成させたものです。


左から
1「カテナ アラモス シャルドネ 2006【アルゼンチン】」
2「ペンフォード クヌンガヒル シャルドネ 2006【オーストラリア】」
3「ボンテッラ シャルドネ 2005 カリフォルニア」


1はグラスに注がれた時からのパイナップル系の甘い香りが特徴で、樽熟成の特徴でもあるナッツやバニラの香り。白ワイン初心者には華やかで良いかもしれませんが、特に魚介類の生物には難しそうです。


2は香り立つ特徴がないですが、含むと樽熟成のしっかりした落ち着きがあります。


3は樽の香りが非常に強い、そして果実でも青林檎系の香り。100%オーガニックワインだそうです。


勿論好みもあるでしょうが、どれかと言われれば2番でしょうか。


お料理は上の写真に出ている軽い前菜プレートと、イトヨリのソテー、下の写真のチキンのフリカッセでした。



前菜の中の一番左、生牡蠣のブルーチーズクリーム添え?、さらに一番右のオマール海老風味のコンソメジュレ?は、残念ながらこの3つの試飲アイテムでは無理。
試飲アイテム以外に2種類のワインをわずかづつ飲めるチケットをいただいていましたが、その中の「シャブリ」にあわせるのが無難ですね。