深夜の芳香、頼まれてクッキーを焼く


なぜかこんな遅い時刻に、頼まれていたクッキーを焼きました。



夜の飲食は控えているというのに、オーブンから立ち上る甘い香ばしい香りは、ダイエットの心を揺るがすローレライの声のようです。
つい、端の崩れた部分を摘んでみましたが、焼きたてのサクサクした歯触りと、そのあとにやってくるバターの風味。これでお茶を入れてゆっくり本でも読めれば、最高の夜の過ごし方かもしれません。



そんな甘い声にも負けず、すべてを焼き終え、冷ましてから容器にしまいました。
負けなかった理由、それは.....


合計60枚のクッキーを焼くのに使った材料、
小麦粉300g、バター200g(1箱!)、砂糖150g、卵1個、ベーキングパウダー少々。


恐ろしい程のバターと砂糖を一気につかうクッキー。
添加物も入らない、体に優しそうな手作りにはちがいありませんが、お茶にいれる小さじ1杯の砂糖でさえ、気にしてダイエットシュガーにしている身には、とんでもない魔の使いのようです。



紅茶(セイロンウバ)の葉を刻んで混ぜ込んで焼いたもの。
噛むと紅茶の香りが広がります。



市販の抹茶チョコレートをトッピングして焼いたもの。
見てくれはあまり良くありませんが、チョコレートと抹茶の風味が簡単に楽しめます。



クッキーは簡単で、しかも基本のタネをつくれれば、あとは色々なバリエーションが楽しめるので、つい作りたくなるのですが、とにかく材料をみただけで、肩をすくめてしまうような思いです。