『第十九回大演芸まつり 一足早く 真打昇進披露!!! 』


三宅坂国立演芸場で行われている『第十九回大演芸まつり』で、今日3日は落語協会の『一足早く 真打昇進披露!!! 』が開催されたので聞きに行ってきました。



落語家協会で今秋九月下席より、真打ち昇進となる5人の若手噺家
三遊亭あし歌、三遊亭歌彦、春風亭栄助、古今亭志ん太、古今亭菊可さんが登場。
それぞれが1席ずつの落語を披露し、間に「口上」がありました。
みなさん、それぞれ真打になって、名があらたまり、三遊亭歌橘(かきつ)、三遊亭歌奴春風亭百栄(ももえ)、古今亭志ん丸、古今亭菊太楼さんになるそうです。
また、落語協会理事の鈴々舎馬風さん、紙切り師の林家二楽さんまで登場して、大いに盛り上がりました。


ご縁あって応援をしている三遊亭あし歌(9月21日から三遊亭歌橘)さん、口上では鈴々舎馬風さんの隣に座り、なにやら緊張気味の様子、ちょっと心配でした。
噺の出だしも声がちょっと小さいような?
もしや急激なダイエットでパワー不足?
と思ったのですが『電報違い』の本編に入れば、なんのなんの。
いつも以上にキレもよく、聞いている側も笑いつつ、どんどん引き寄せられて、上出来でした。
すでに何度か『電報違い』を聞いていますが、あらすじは判っていても、何度聞いても飽きのこない噺は進歩の現れ以外にないでしょう。


高座に座って『あし歌っ!』って声があちこちから飛ぶのも、御当人のときだけ。
心強いではありませんか。


真打襲名の披露をかねた高座はこの秋、上野の鈴本演芸場を皮切りに都内の各演芸場で行われるそうです。



国立演芸場


東京都千代田区隼町4-1
03-3265-7411(代表)



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