「よっしゃ、よっしゃ!」

昨日、長岡でこんなマニアックなお酒をいただいて帰ってきた。



ラベルの文字が読めるだろうか。


そのものズバリ「田中角榮」。


田中角栄」が「よっしゃ、よっしゃ!」と政治の一線にいた時代は、良くも悪くも、目の前で「事が動いていた」時代だった。
そしてそれを庶民でも実感できる時代であったと思う。


「よっしゃ、よっしゃ!」という口癖、それはたとえ口癖ではあっても、陳情に挙がった議員や団体が耳にすれば、まるで具合を悪くして不安をかかえて病院を訪ねた際に、医者から「大丈夫ですよ。」と言われたときのような安堵を覚えたのではないかと思う。




さて、製造は長岡の銘蔵「吉乃川」、新潟産枚100%の純米酒だから、お味には間違いないだろう。



ところが発売は「吉乃川」ではない。
箱をみると「角さんの台所」とあり、住所は柏崎市西山町坂田となっている。
西山町坂田は田中角栄の生地であることは知っていたが、なんであろうと思って調べれば、なんと田中角榮記念館の敷地内にあるレストランだった。


田中角榮先生が好まれた越後の郷土料理。是非ご賞味下さい!
当店は田中角榮先生の生地、新潟県刈羽郡西山町坂田の田中角榮記念館の敷地内に在ります。越後のコシヒカリのおいしさを堪能していただくために、おにぎりや、どんぶり物など米食を中心とした、角さんの好物料理を主メニューにしております。
田中角榮記念館付属レストラン。

http://nttbj.itp.ne.jp/0257482188/index.html


その人がどんな人物であったかということは、さまざまな書物や評論、ネット上での情報をみていけば、およその像は沸き上がるというものだが、私はその人物が何が好きであったか、何を好んで食べていたかがとても気になってしまう。
今度、柏崎方面に行く際には一度「のっぺ」を食べに寄ってみたいものだ。




『角さんの台所』
http://nttbj.itp.ne.jp/0257482188/index.html
http://www.tanaka-zaidan.net/restaurant/index.html


〒949-4135 新潟県柏崎市西山町坂田1392−1
tel: 0257-48-2188
営業時間:10:00〜16:00
定休日 :毎週月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)



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