『ぐう〜の音』読了。
きっと「東海林さだお」と「さくらももこ」を足して2で割ったようなキャラだろうか。
「東海林さだお」ほどの食に対する猛烈さはないし、かかれていることも、ちょっとした大人であればそうたいして珍しい蘊蓄でもないのに、なぜか読んでいても
「そんなのあたりまえじゃない!」
「またまた、そんなことを。」
というような批判的な気持ちがわかずに、
「そうなのよね、うん。」
と快く納得して次のページをめくることができる。
そしてご多分に漏れず、自分のおなかから『ぐう〜』と音が聞こえてくる。
決して『ぐうの音も出ない』わけじゃない。
- 作者: 大田垣晴子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: 単行本
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