そんな毛深いアナタが大好きで!(はぁと)
小さい白い保冷箱のなかに、ゴムで×印に縛られてきたアナタ。
あまりに窮屈そうなので、さっそくほどいてあげました。
「スキにして!」
そう訴える目なんでしょう?
はい、いわれるままにスキにさせていただきました。
身も心も捧げてくださるようなので、ばらばらに。
ちくちくと毛深い肌に刺されながらも、まとっているものを剥いでさしあげました。
甘くまったりした心も露わに。
何ひとつ残さず、綺麗にいただきました。
そんな毛深いアナタが大好きで!
オホーツクの流氷の下でじっとしていた、すっかりメタボになってずっしりと重たい「流氷あけの毛蟹」を今年も紋別のN村さんに送っていただきました。
本当にありがたい北の海の贈り物です。