3,000円しばりのワイン会



スタートはオステリアでスプマンテを一杯。




その後、いつものようにワインの持ち寄りで、季節の食材、そしておしゃべりを楽しんだ。


今回は「街で3,000円以下で買える、しかもこれはちょっといいぞ」というお勧めワインを各自が用意することになっていた。


うっかり、シャンパンのエチケットは取り損ねてしまった。
とても3,000円以下とは思えない、綺麗な色、泡で、厚みとフルーティーさを備えた美味しさだった。
(後に思い出したら追記予定)


アミューズグール




「Gaiospino Verdicchio dei Castelli di JesiCl.Sup Fattoria Coroncin 2007」
(ガイオスピーノ/ファットリア・コロンチーノ
 ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ)
長くてとても覚えきれない。
有機農法ビオワイン
呑んだ瞬間はバランスよい酸味で、呑みやすいワインと思うが、その後味は意外に力が強かった。




前菜その1
サマーポルチーニ茸をローストしたもの。
まるで童話にでてきそうな「きのこ」の形をして、丸のまま目の前にでてこられると、選ばずにはいられない。
パスタという選択肢もあったが、やはりここは厚くスライスしたもので。
美味美味。




「FONTERUTOLI 2007」
MAZZEI(マッツェイ)のFonterutoli Chianti Classico(フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ
キャンティ・クラシコといえばちょっっとした居酒屋でも出てきたり、それなりの店でも出てくる、ピンからキリまで幅広いが、このあたりまでくると、しっかり料理とのマリアージュができる。



前菜その2
手長エビ。




「CAVE D'OCCI Petit Verdot 2008 」
新潟は角田浜のワイナリーCAVE D'OCCI(カーブドッチ)の「プティ・ヴェルド」を使った赤ワイン。
通常プティ・ヴェルドは強い個性のために、ボルドーでわずかの%を補助的なスパイスとして使われているが、そのプティ・ヴェルドだけの単品種のワインは滅多にない。
おそらく50〜60%使用していても、かなり珍しいワインと言われるだろう。
国産では以前に一度、山梨勝沼の丸藤葡萄酒が神楽坂にだしている直営店「ルバイヤート」でかなり少ない本数だというものを呑んだだけだ。


このワインは私が持ち込んだもの。
昨年の夏に一度、このカーブドッチを訪れた際、何本かのワインを試飲して購入したが、その中で「Petit Vedor 2007」は予想以上に美味しかった。
そのため、今年も8月初旬に訪問して、2008を買い、さらにこのワインの集まりのために、追加で注文していたものだ。
普段、美味しいワインを飲み慣れている同席者の方々に、フランス物の赤で興味をもっていただくのは、少ない私の引き出しではとても無理なので、今回、このあえて国産の、しかもプティ・ヴェルドにしてみた。



ワイナリーとしてのカーブドッチは色々と書くことが多いが、別の機会(別のエントリー)にできればと思う。
ただ、もともと栽培が難しく時間がかかるこの品種をあえて、国内で栽培しはじめた理由を考えると、このワイナリーの将来の構想がなんとなく見えるような気がしてくる。


パスタも、メインの和牛のローストもいただいたが、写真は撮っていない。
今回はそれほど話に花が咲いてしまったということかもしれない。


いつもなら、悩みに悩んで、何点もいただいてしまうデザートも、今回はあっさりと。
手前のミントの入ったヨーグルトシャーベットがとても美味しかった。





(書いている今は早くも10日もたってしまったが、後日の記憶のために)


丸藤葡萄酒工業
http://www.rubaiyat.jp/lineup.html


ルバイヤート
http://homepage3.nifty.com/rubaiyat/


『カーブドッチ』
http://www.docci.com/index.html


[rakuten:wineuki:10015404:detail]
[rakuten:winefusion:10001166:detail]