震度6強

朝10時13分、自宅で仕事をしていたところ、急に目眩を感じました。
みれば部屋の中のいろいろな物が揺れ、玄関ドアにさげている金属チャイムがちりんちりんとすごい音を立ててなり出し、地震だと気が付きましたが、長い長い、しかも大きな周期の揺れでした。
最初によくある縦揺れが無かったので、恐ろしい東京の直下型ではなく、おそらく離れた場所で大きな地震が発生したのだろうと思いながらも、揺れが止まるどころかますます大きく増幅されていくので、不安がよぎりました。


TVをつけてみると、新潟での地震とのこと。
それも長岡、柏崎で「震度6強」というテロップをみて、目を疑いました。


あの中越大震災の事が思いだされ、それからずっと刻々と入るニュースを聞いていました。
長岡の学生の事や、新潟近辺の知人などの事も気になるものの、通信インフラの負荷になることは少しでも避けないとと携帯電話による連絡はせず、メールやSNSのメッセージを送る事にしました。
気になった方の何人かからは、携帯電話のメールやメッセージをいただいて、安心ができました。


『19年新潟県中越沖地震』と命名されたようです。


実は明日は火曜日、長岡での授業がある日です。
大学の授業支援システムにアクセスすると、学校にはなんら影響はなく、予定通りの授業を行うとのこと。
そのつもりで明日の授業の準備を進めていると、これを書こうとした直前にも、15時37分に大きな余震発生。
長岡では震度6弱のようです。
なお大きな余震の心配があるとは言われていましたが、この大きさ、とても余震などとという大きさではないですね。


明日の足である上越新幹線は、本震のあと、越後湯沢〜新潟間が安全点検のため不通となっていて、それも夜7時には開通の予定かと言われていましたが、この大きな余震で、再び高崎から先が不通とか。
さらに、今、また高崎〜越後湯沢間は運転再開と。
余震のたびに安全確認はやむを得ません。
明日は仮に東京駅を新幹線で出発しても、途中余震がおこれば、どういう事になるか判りません。
特に高崎から先は、長いトンネルが続きます。そんな中で立ち往生しない事を。
また、中越大震災の時のように大惨事になる寸前の脱線事故など起きないことを、祈るばかりです。


時間た経つとともに、どんどん被害状況がはいってきて、とうとう亡くなった方が5人にのぼり、怪我や家屋倒壊で避難の方、避難勧告の出た地域など増えてきました。
本当にこれ以上、二次的、三次的被害が広がりませんように。