『遠野そば』をいただく


盛岡の知人、遠野の御出身のS木さんから、遠野のお蕎麦をいただきました。
私の蕎麦好きなのが判ったのかなぁ?




お蕎麦は色の濃い、信州そばに似たちょっと太めの麺で、音でいえば「ツルツルっ」ではなくて、「ずずずっ」な感じ!
口の中で噛みしめると蕎麦の素朴な風味が沢山してきます。
茹でたそば湯はまったりと濃く、ゆで上げたお蕎麦も、水でしめるときに、洗い水がすぐそば湯のようになります。



蕎麦つゆはついてきたものを使いましたが、東京の汁よりちょっと辛め(しょっぱい)で甘みが少なめでした。
生わさびと、野菜の天ぷらをちょっと添えて。




ところで遠野にいった事がない私が、遠野ときいて思い出すのは、柳田國男の『遠野物語』、そして『カッパ』。
検索していたら「遠野物語」という遠野らしい写真のblogを見つけました。
小さい頃に見た事があるような、その場に居あわせた事があるような景色。


妖怪の里遠野には懐かしい日本の風景が広がっていた。88点の写真で綴る遠野物語をどうぞ。

http://tonokit.exblog.jp/


休暇や帰省で、こんな景色の残る遠野へ帰れるS木さんが羨ましいです。
まだ行ったことのない遠野、一度はゆっくり歩いてみたいものです。




遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)


遠野物語 (集英社文庫)

遠野物語 (集英社文庫)


原作の他に、これも読んでみたいかな。


新釈 遠野物語 (新潮文庫)

新釈 遠野物語 (新潮文庫)