たまには東京駅のお弁当『老舗の味 東京弁当』


長岡への通勤で、いやというほど東京駅から新幹線を利用していますが、夜の食事のことを考えていつも昼食はおにぎりなど軽いものにしています。そのため、意外と東京駅で駅弁を買うということは少ないのです。


そこで今回は珍しくお弁当屋さんを覗いてみました。


あるわ、あるわ....
さすが東京駅です!


穴子飯弁当、ミソカツ&櫃まぶし弁当..と、東京のものだけではなく、各地のものでは?と思うようなものまで、もう選んでいると乗り遅れそうなほど。
でもせっかくなので、東京らしいお弁当を選んでみました。
その名も『老舗の味 東京弁当』。


昔の洒落たレンガ造りの東京駅風景が包み紙となっています。



蓋をあけると......



彩りも見た目もよくおかずが詰めてあり、中のお料理の説明書き(おしながき)と包み紙に使われていた絵が絵はがきとなって入っています。特に御飯は、普通のお弁当であればそのまま詰めて、黒ごまや梅干しなどがのっているだけですが、このお弁当は笹の葉でかるく包むようにして入っています。
笹の葉の見た目の感じの良さだけではなく、それをめくって見るというちょっとしたドキドキした動作をさせるところがニクイですね。
実際あけてみると、そこには梅干しではなく、カリカリ梅が砕いたものがのっていました。



添付の「おしながき」から少々引用すると、

『今半の牛肉たけのこ』(浅草・今半)


『魚久のキングサーモン粕漬け』(人形町・魚久)


『青木の玉子焼』(築地・すし玉青木)


『日本ばし大増の野菜のうま煮』(日本橋・大増)


ということで、なるほどこれは確かに、普段から馴染みのある味!
東京の味に間違いなく、他の地方の方がこれを「東京の味」として買っていただくには良いお弁当かと思います。
勿論、お味も◎です。そして牛肉の煮物が入っている他は、野菜と魚中心。トンカツ弁当が良いというようなボリューム重視の方には向きませんが、女性や脂肪分を気にしている方、おかずを肴につまみたいという方にもピッタリの量です。









老舗の味 東京弁当
 1,600円