『はてしない物語』

この果てしない物語の映画を最初に見たとき、まだ私は「ファンタジー」自体を意識する年ではなかった。
しかし無邪気な子供でもなかった。
今、目に見えない何かに疲れ、ファルコンのふかふかの毛の間に体を丸めて休みたい、ふっとそんな気持ちになりながら思うことは、「もしこの映画を見た時がもっともっと小さい子供の頃だったらどう感じていただろうか」ということだ。


小さい頃はひたすら本の世界から想像をしていた、妄想もしていた。
想像も妄想も、無からは生まれない。五感+もうひとつの感覚から得た情報を自分の頭の中で構築し、推測し、さらに現実にないシーンを創り上げる。かといって、このプロセスを意識することもなく、少ない子供の頃の情報でもよどみなく、想像し妄想できた。


その時にもしこの映画をみたら......
物語のおもしろさとは裏腹に、ある違和感を覚えたかもしれない。
なぜなら、本の世界に引きこまれることは、あまりに日常で、その事をわざわざストーリーとして見せることが判らないから。


『The Neverending Story Fan Trailer』




そして、Limahl の唄う『The Neverending Story』も好きな曲の1つ。


『Limahl のThe Neverending Story』



あ、これは直接YouTubeで見てね、といっていますね。

http://www.youtube.com/watch?v=3khTntOxX-k




ネバーエンディング・ストーリー [DVD]

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原作の本。早い機会に読みたくなりました。

はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))

はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))

はてしない物語 (下) (岩波少年文庫 (502))

はてしない物語 (下) (岩波少年文庫 (502))