キムチと古酒 『キムチの精神(こころ)』(美味しんぼ第10巻)

以前に読んだことを忘れてしまう本が最近多いが、きっとこれも過去に一度読んでいる。
それでも記憶が曖昧で、ついまた手にとってしまう。(そんな事のためにこのblogを始めたのだが)


ご存じビックコミックスの「美味しんぼ」。
今でもずっと続き100巻を超えているものすごいシリーズだが、内容はほぼどの話もみな、何かしらの問題がおこり、それを「食」を通じて解決していくという、水戸黄門暴れん坊将軍のようなオキマリだが、それでも毎回本当によく様々な「食」を掲載できると感心してしまう。


時にはここに掲載されたということを嬉しそうに店の中に飾ってある飲食店に入ったこともあるし、この内容をヒントに成功した人もいると聞く。
影響されやすい私は多分に漏れず、出てきたものが無性食べたくなる。



今回は「美味しんぼ」その初期の頃の第10巻。
まだまだ士郎も海原雄山も、固くぎすぎすしている。

第1話 横綱の好物
第2話 ペンションの名物
第3話 キムチの精神(こころ)
第4話 古酒(クースー)
第5話 おせちと花嫁
第6話 根気と山芋
第7話 牛乳ぎらい
第8話 潮風の贈り物
第9話 乾物の滋味
第10話 フライドチキン


シリーズを読んだ事のある人なら、第10巻を読んでいなくても、この話のタイトルをみただけで、なんとなく話の展開が判るような気がするだろう。
そんな漫画だし、それが読み手側の安心感でもあり、これだけの巻を続けてこれたのかとも思う。


美味しいキムチをたべ、美味しい古酒が飲みたい! 






メモ
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