入手困難なのは「商品」か「信頼」か?『白い恋人』をいただく。

全国から集まる某会議にみえていた、北海道のM田さんからお菓子のお土産をいただきました。
その手には見慣れた白地に青の模様。


「賞味期限改ざん問題」が明かになり販売中止となり、自主回収もして、北海道の店頭から姿を消していた北海道の代表的ともいえるお土産品『白い恋人』。あれはまだ暑かった8月の最中の事だったでしょうか。ちょうどお盆の帰省客や旅行客を当て込んでいた時に手痛い回収さわぎだっただろうと記憶しています。


それから100日ほどが経過し、つい先日の11月24日に販売再開。それが各店で開始とともに売り切れてしまったそうです。今はなかなか入手困難な『白い恋人』。それをお土産に買ってきてくださったのです。




そうこまめに北海道へいったり、お土産にいただく訳でもないのに、やはりこのパッケージの絵柄は懐かしい感じさえしますね。





以前と今と2つを同時に見比べているのではなく、ただ昔の記憶や印象から思っただけなので、実際にはどうかわかりませんが、「賞味期限」や「お客様サービス室」の表示が、大きくはっきりした文字になったような気がします。




中に入っていた栞の表。
こちらも、やはり「信頼」「こころ」「品質」といった言葉がとても目につきます。




この文面みえますか?
写真には載せていませんが、このもう片側には、同じ内容の事が、英語、中国語、ハングルで書かれています。




やっぱり美味しいお菓子です。
だから再開でまたお客さんが買う、それはお客さんからの信頼です。
この売り切れ続出という事実を慢心ではなく真摯に受け止めて、発売再開を待っていてくれたお客さんに、恩を仇で返さなないよう、真面目な商売をして欲しいですね。
もし、今度なにかあたとしたら、もう次はないですね。


お菓子以上に、一旦失ってしまった信頼の入手は困難ですから。