夕張の『ライトスパークリング(微発泡)メロンワイン』とニセコ高原『完熟山ぶどう酒』で聖夜に顔を赤らめる


銀座からの帰り道、どこからともなくローストチキンや鶏の唐揚げの香りがして、再び「あ、そっか、世の中は「クリスマス・イブだった」と再認識する始末。それほど私にはご縁のないイベントのようです。
冷蔵庫より冷えるベランダに置いてある、先日N村さんからいただいていた北海道のワインを頭にうかべつつ足早に帰宅。


さて、どんな肴があうだろう? 
(飲む予定の2本目は)ワインではなく葡萄酒だし....ということで、冷蔵庫にあった焼き豚に、オリーブオイルベースの和風にしたタレをかけ、しらがねぎを添えてみました。
まずは夕張の『ライトスパークリング(微発泡)メロンワイン』からいただきました。



メロンワイン....というだけでさぞや甘い甘いワインだろうと覚悟して飲んでみたら、確かに甘みは強いのですが、豊かなメロンの香りの影に、想像に反して独特の苦みのような後味さえあり、意外にも肉類に良くあって、あっという間にハーフボトル1本があいてしまいました。



ニセコ高原『完熟山ぶどう酒』


やや甘口でしたが、タンニン分(渋み)がしっかりとあってこれもまた意外でした。グラスをゆっくり回すと、酒脚が長くゆっくりと帯状にたれ、グリセリン分の多いフランスの上級ワインを一瞬思い出すほどです。
日本のワイナリーではヨーロッパと同じ品種のブドウでは育たないもの、また育てにくい、味がでない...などいろいろとも多く、品種改良をしていますが、山梨ではカベルネ・ソービニヨンと山葡萄の交配種でヤマ・ソービニヨンという品種を作り出しています。高級ワイン用のブドウに山ぶどうのワイルドな渋み、力強さを加えているのでしょうが、そういった「山ぶどう」のワインですから、まさにその地の力、地の味ですね。
チーズを食べ食べ......明日から続くさまざまな忘年会や今年最後の顔合わせを思い、ボトル半分で我慢しました。



甘いワインだからでしょうか、それとも1本目の微発泡のせいでしょうか、妙に顔が赤くなったようで.......
どこかで普段の私を知る誰かが見ていたら、笑われそうです。




『ライトスパークリング(微発泡)メロンワイン』


夕張酒造株式会社

売店 カサブランカ


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ニセコ高原『完熟山ぶどう酒』


よしのみ商店


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