晦日雑感


思ったより穏やかに、静かに、しかし深々と夜は更けていきます。


今年は猪年でした。
「猪突猛進」の言葉のようにただ突き進む事ができたかといえば、それはウソになりますが、思わず立ち止まり、うずくまってしまいそうな時でも、後ろだけは向かず前を見ていたという自負がありました。
結果は芳しくありませんでした。
後半は前年の耐震構造計算擬装問題に端を発する一件から、さまざまな社会問題や事柄が起きました。それらに三段階に首を絞められたような、会社を興して8年目、最大の危機でした。
それでも前だけは見続けました。


財をなすことはできませんでしたが、多くの人との繋がりを成すことができました。それはもしかしたら、今の私にはしかるべき事だったのではないかと、今この年最後の日に思えます。