『豪雪うどん』まだまだ


どうもその存在には強烈なインパクトを放っている割に、雪の様に白く透明感のあるこのうどん、美味しい食べ方がピンとこないので、1食ずつ次々と試してみることにした。


人によって違うかもしれないが、私は時々すき焼きにジャガイモを入れたりする。肉じゃがの発想とおなじでなかなか美味しいと思っているが、ならばこのジャガイモでできた『豪雪うどん』にも登場していただこうと、今夜はすき焼きの最後に投入。



最後だから具なんてもう残っていない。肉汁と葱の入った甘い汁だけでうどんを食べる。



単純だが、これはこれで美味しかった。では普通のうどんがあったらどうなのか?
たぶんわざわざ『豪雪うどん』は入れないだろう。
美味しいのだがやはり決め手にかける。



ところで『豪雪うどん』は前のエントリーでも、ジャガイモ95%小麦粉5%でできたうどんで、蒟蒻麺のような弾力ある食感があると書いたが、「コシがある」ということとはまた違う。
うどんのコシとは全く違う弾力だ。



うどん(特に讃岐うどん)のコシのある美味しさは、茹で上げた時のうどんの断面で判る。
少々見づらいが、これはさぬきうどんの断面。
長方形の4辺が麺の内側に向かって反っている。いい方を変えれば「エッジがたっている」。




それにたいしてこの『豪雪うどん』の場合は、長方形の4辺が外側に向かって反っている、さらにエッジも丸い。




デンプンの種類とその特性は私には判らないが、同じデンプンを成分にしたうどん状のものでも、違いがあることだけは良くわかる。


さて、次に食べるときはもっと意表を突いた食べ方を考えよう。