梅は咲いたか....『平河天満宮』


クライアント先での打ち合わせで、平河町へいった。半蔵門駅から国立劇場方面へ向かう途中、『平河天満宮』がある。
文字通り、天満宮ということで、大田道灌公が祀った菅原道真公の他に、なんと東照宮徳川家康)も祀られているという。


本来はもともと天満宮がここに先にありきなのだが、まるでビルとビルの間を切り取ったような、そんな場所に鎮座ましている。
たまたま午後1時頃で大きなビルの陰となり、神社の境内だけが薄暗く、一瞬鬱蒼とした木立の中の陰のように錯覚してしまうが、周囲はビルや住宅で、木々を渡る鳥の声ではなく人の生活の音がする。



天満宮の中にあるおきつね様、稲荷神社。
紅梅が咲いている。



こちらの紅梅は満開をすこし過ぎてしまった頃のよう。



天満宮といえば「牛」。この「牛」は神田須田町にあるステーキ店「肉の万世」が寄贈したものだそうで、全部で4体。
綺麗な赤い引き綱をつけてもらっている。
奧には白梅。こちらはまだ5部咲きくらいのようだ。



少々疲れていた私は牛のフリをして「もぉ〜〜〜」っと叫んでみた。
そして、深呼吸して紅梅のほのかな香りを吸い込んできた。