関原酒造の火災、その後


(昨日のエントリー「ああ、長岡『関原酒造』が火災に!」より)



昨日はなかったニュースが各紙に載りだし、それとともに被害などの状況がややわかってきました。



産経ニュース

酒蔵火災、日本酒4万本が焼失 被害6000万円 新潟
2008.3.21 03:46
 新潟県長岡市の老舗酒造会社「関原酒造」(飯塚正人社長)で20日、木造2階建ての貯蔵庫約2265平方メートルがほぼ全焼し、貯蔵タンク10本の日本酒が1升瓶(1・8リットル)で約4万本分焼失した。被害額は酒だけで約6000万円。けが人などはいなかった。
 長岡署によると、火事が起きたのは午前8時ごろ。江戸期から増築された貯蔵庫は平成16年の中越地震にも耐え、震災後に筋交いなどの耐震補強も施されていた。21日以降の実況見分で出火原因の特定を急ぐ。
 関原酒造の年間出荷量は約18万リットル。周辺は一時騒然となり、同社の外川昌樹取締営業部長は「近所の住民の方にはご迷惑をかけ申し訳ない。会社にとり大きな被害だが、何とか立ち上がりたい」と話した。 

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/080321/ngt0803210347000-n1.htm

一升瓶にして40,000本の焼失、被害額は酒だけで6,000万円。今後建物や設備を再建にはさらに多額の費用が必要でしょう。




TBS動画ニュース

新潟の酒造会社で火事、蔵が全焼

 新潟県長岡市で20日、老舗の酒造会社から火が出て、50本もの酒の貯蔵タンクが燃えました。それでも杜氏たちは、火事を免れた蔵で仕込みの作業に追われていました。

 火事があったのは長岡市の「関原酒造」です。全焼した蔵には酒の貯蔵タンクが50本ほど設置されていて、このうち10本のタンクに合わせて4万から5万リットルの酒が入っていたということです。

 関原酒造は創業300年、3年前には新潟県中越地震の被災地・山古志の復興を応援する酒も売り出していました。

 火災の後片付けの合間を縫うように杜氏たちは、被害を逃れた蔵で仕込みの作業に追われていました。

 「応援のメッセージを頂いて、それに応えられるように頑張りたい」(関原酒造 飯塚正人 社長)

 火災を免れた新酒、関原酒造は来月末にも出荷したいとしています。(21日00:22)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3808974.html


「被害を逃れた蔵で仕込みの作業に追われていました。」
「火災を免れた新酒、関原酒造は来月末にも出荷したい」


大変な状況でも酒造りは続けているようです。
ほっとしました。