屋久島周遊その2『いなか浜』


「布引の滝」から約10kmほど、眼下に綺麗な砂浜が見えてきます。
「いなか浜」「永田浜」と呼ばれる浜です。


あいにく曇り空で、この空が青ければ、さぞ美しいことでしょう。
ここの砂浜の砂は島を形成する花崗岩の崩れたもので、手にしてみると砂粒は大きく、それぞれの粒が花崗岩を組成している部分のいずれかです。


浜とはいっても、水にはいれば目の前はすぐ深く、背後にそびえる1000m超の山々を考えれば、いかに屋久島が切り立った山の島か分かります。この浜は島でも数少ない貴重な浜でしょう。




海岸前にある碑で分かるように、ここは「ラムサール条約の湿地登録」された場所で、ウミガメが5〜7月頃の夜、産卵にやってくるという浜です。