屋久島周遊その6『尾之間(おのあいだ)温泉』


島の南の「平内海中温泉」は見ただけであきらめて、地元の人が良くいくという別の温泉へ向かいました。
『尾之間温泉』
ここは九州最高峰の「宮之浦岳」に通じる登山道の入り口で、登山帰りの人もよく利用する温泉だそうです。
そんなことも配慮してか、建物の外、登山道の脇には「足湯」がありました。
(写真中、女性の立っている前)



入り口を入ると、のんびりとした受付で200円。
手荷物を小型のロッカーに入れて、目の前の更衣室へと向かいます。先客の方がいらっしゃいましたが、ちょうど出てきて着替えをしているところで、計らずも浴室内では貸し切り状態を楽しめました。
階段をおりていくと、銭湯のような絵が描かれた男女の仕切り。



浴槽にはいっては出て、また入りを数回繰り返し、すっかり暖まって出た時に、入れ違いのように後からの方が入りました。


お湯はちょっと熱めですが、我慢しないと入れないほどではありません。
ぬるぬるっとした感触で、いかにも筋肉痛や疲労回復に効きそうで、良い温泉でした。
ところがこの温泉は「るるぶ」などのガイドブックでは地図上に「尾之間温泉」と書かれただけで、紹介がありません。
地元の人だけが楽しむ温泉なのかもしれません。