屋久島周遊その7『千尋の滝』


島の周遊も1/2をすぎ、尾之間温泉から再び島の周回道路にもどって約3kmほど。
そこから山に向かって、山腹を登っていくと、『千尋の滝』があります。
駐車場は整備され、観光バスの団体客も来るために、ちょっとした観光地の様相。


車を駐めた場所から、少し歩くと遠くに瀑布の音が聞こえてきます。ここは滝壺近くには行くことができませんが、滝を望む展望所があります。


滝自体の落差は50mほどで、先の大川の滝にくらべると高さは半分ちょっと。



ところが、この滝は離れてみることで、その壮大さが分かるのです。
とてつもなく大きな花崗岩の一枚板がV字にえぐられた滝壺。



ところでこの展望所とは駐車場をはさんで反対側にも、もう1つ展望所があるのですが、目立たない入り口のために、素通りしてしまう人が多いようです。



こちらの展望所からは原の集落と太平洋が見渡せます。
天候が良くもやがかかっていなければ、かなりの絶景です。


ところで耳を澄ますと、海岸近くから水音が。
最初は波打ち際の音かと思ったのですが、ザーっと連続してする音は滝の落ちるような音なのです。
その正体は次のエントリーで。