雲のひくく立ちこめた『支笏湖畔』


支笏湖には昔からセミナーや、また札幌からの帰りに新千歳空港へ送っていただく途中に立ち寄ったりで、実はもう既に5、6回訪れています。
運が良かったのか、それまではたいてい良い天候で、湖畔から見える樽前山や、恵庭岳の姿も良く覚えています。
湖畔の奧にある丸駒温泉にももう何度いったことでしょう。
最初に訪れた頃には女性用の露天風呂も、低い石垣しかなくて、湖面を見渡せる状態でしたが、数年前に訪れたところ、すっかり高い石垣が積まれて湖面が見えなくなっていました。なんでも湖水のボートから覗く人が出没したそうで....
なんとも無粋なのですが、残念なことです。


話は逸れましたが、今回は湖畔でバスをおり、ビジターセンター前のボート乗り場付近から湖水を眺める短時間の滞在でした。
ときおり、青空が覗くのですが、樽前山はずっと雲の中。




恵庭岳頂上付近の特徴的な形が見えます。




日本では田沢湖に次いで二番目に水深が深く最大水深363m、水の澄んだ湖。
湖水から流れ出す千歳川の水も、まるで海の入り江のような碧さです。




湖畔駐車場付近には、ナナカマドの花が咲いていました。
実はなっている時間が長いので、よくみかけますが、花の時期は短く偶然にも良いタイミングで見ることができました。




ビジターセンターはまだ新しい感じです。ここもすっかり「北海道洞爺湖サミット」色が。




生きたヒグマにはお目にかかりたくありませんが....




ビジターセンター前の木々に、こんな可愛い家がついていました。
鳥の巣ではないですね、リス用でしょうか。





支笏湖



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