『洞爺湖』『昭和新山』


初日の夜は前夜遅くの夜行で上京し、羽田に朝集合したWさんと、前夜もまた明け方近くまで仕事をし慢性睡眠不足の私の二人、おなかいっぱい食事をしたあとは、二度目の温泉にさっと入り、その後予約していたマッサージで、身体を解して睡魔の思うまま。
あっさりと眠って、気が付けば翌朝。
貧乏性なのか、旅行先でもつい朝はいつもの起床時間に目が覚めてしまうのです。8時という早い出発時間の前に朝食をすませ、まず向かった先は『洞爺湖』そして『昭和新山』。


話題の洞爺湖サミットも間近で、近辺の道路端には多くの警官が車を時折とめて検問中。異様な位に頻繁に検問所があって、ただならぬ様子です。
さて、見晴らしのよいはずの展望台にいきましたが、やはり低く立ちこめた雲で、湖面がようやく見えているという状態の『洞爺湖』です。
中島、観音島などが見えています。




洞爺湖』はやはり以前に登別へいった後に立ち寄り、その時は2000年の噴火をした有珠山西山山麓を噴火翌年にみています。陥没した河口や亀裂のはいった道路など、大自然の威力を目の当たりにしたのですが、なぜかその時には『昭和新山』をみていませんでした。
そんなわけで、今回は初の『昭和新山』。
昭和新山』ときけば小学校の頃の授業で、「突然地面が盛り上がりだし、日に日にそれが高く山のようになっていった」という話を聞き、子供ながらに盛り上がる地面をいろいろ想像したものでした。
今は浸蝕も、さらに低温もあって、山自体が徐々に縮んできてしまっているそうです。


駐車場付近の遠景。赤い山肌にたちのぼる煙は、やはり生きている山そのものです。
手前の森の緑の綺麗なこと。小雨がときおり降っていたために、余計に緑が萌え、美しさを増しています。



昭和新山』そのものは私有地のため、麓のあるところまで接近すると、そこから先は立ち入ることができません。
それでも遠景にくらべ、迫力を増しています。



天候がよければ乗ってみたかった有珠山ロープウェイ。そしてその乗り場近くにあった熊牧場。牧場そのものの見学はパスしてしまいましたが、入り口前にある土産物店の店頭で、ご対面。
やはり、この大きな熊にだけは出会いたくないものです。死んだふりも怖くてできません。





洞爺湖』『昭和新山


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