毛蟹さん、いらっしゃい。



お土産のお裾分けで、毛蟹を1杯いただきました。



ボイル済みの毛蟹を急速冷凍したもののようで、
身も味噌もほどよく入り、大変おいしゅうございました。



最後はオキマリ、甲羅の味噌を食べたら、そこへ日本酒を。
まだ取り切れない細部の味噌がとけだし、
それを甲羅のまま直火に数十秒載せて、暖めます。
甲羅が焦げて焼きガニのような香ばしい香りがたちこめ、それとともに、中の日本酒は温まり、
さらに美味しくなるという寸法。


スペインの世界一の名レストラン「エル・ブジ(El Bulli)」では、
「料理を食べる間際に、客の顔の前で、ある香料を染みこませた濾紙を振ってから食べさせる」
という究極の料理があるらしいですが、自宅で毛蟹の甲羅焼いた甲羅酒には敵わないでしょう。(笑)



お供は長岡の銘酒、「極上吉乃川」


毛蟹さん、近い機会に又のおいでをお待ちしています。