手編みの草履
先日15日の披露宴で、同席していた新潟のO川さんから、こんなお土産をいただきました。
なんと、手編みの草履!
遠目にみると渋い紺と黄色の鼻緒ですが、近寄ってみると、なんと輪に縫ったプリント柄の生地の中に、芯を通して太い紐状にし、それをきっちり草履に編み上げたものです。
履けばピッタリ、いい気分。
(フロストガラス越しに.... ですが)
左足の親指が曲がっていて、外反母趾のように見えるかもしれませんが、ちがいます。
気持ちいいので、親指がうにゃぁ〜っと、上に持ち上がっているのです
すぐ脱げてしまうスリッパは苦手なので、事務所ではスリッパを履いていませんが、 これは親指と人差し指の間がスッキリして、気持ちいいのです。
ところで、これはいったい!?
どなたの手によるものなのでしょう?
そう思って、後に聞いたところではO川さんの奥さまの一番上のお姉様が作っているそうです。
布なので汚れたら、洗濯できるそうです。
そういえば、床掃除もできて一石二鳥とか。
冬の間も素足ではなく五本指ソックスをはいて、愛用できそうですね。
この草履のことを某所で話題にしたところ、いろんな方が草履の思い出をお話ししてくださいました。
小学校の頃、自分で編んで学校へ通った、雨の日や川の中を渡るときはボロボロになるので裸足だった....と。
私が子供の頃はさすがに草履で通うような事はなく、いわゆるズックと呼ばれていた布製の運動靴だったかと思います。
今のように足への負担を考えた良い運動靴などはなかったですが、運動会のリレーの際に「地下足袋(じかたび」というものを履いて走った記憶があります。
これは今はお祭りのときに、みんな履いて神輿を担いでいますね。
当時はこの地下足袋を運動会のときにもっていると、リレーの選手に選ばれた者だというちょっとしたステータスでもありました。
(追記)
こんなに沢山本もでていました。
これをみていたら、上にかいていたメリットの他に、着古した服でもできる、再利用の賢い方法だということもわかりました。
布草履・藁草履を作ろう―レトロな味わいの藁の草履から衣類を再利用した布の草履まで
- 作者: 杉澤周子
- 出版社/メーカー: 風媒社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
はじめて編む布ぞうり―いちばんおしゃれ!いちばんわかりやすい!
- 作者: 蔭山はるみ
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: 大型本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2007/06/18
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: コットンビーズ
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2007/07/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: 小石正子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/12/09
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
親子で編む!履く!布ぞうり----ベビーからパパまで。5サイズの型紙つき
- 作者: 小石正子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る