『コンラッド東京 水月スパ』の癒し『ディープ・デトックス』


エレベータで29階へ。



このプレートをみると「ああ、癒しの時間がやってきた」と、そう実感します。



昨年11月、そして今年4月に続き、再び至福の癒しの時間を持つことができました。
週末土日と夜間は混み合うスパは、平日の昼前からの利用が、すいていてゆったりできお勧めです。


今回のトリートメントメニューは『ディープ・デトックス』(120分)

動不足や新陳代謝が低下している方にお勧めのデトックス・トリートメントです。海藻ラップで細胞組織を活性化した後、デトックス効果の高いオイルを使用し気になる部分を集中的にマッサージします。老廃物排出および新陳代謝を促すことにより健康回復増進や痩身作用に優れた効果を発揮します。
トリートメント内容
マリン・バス&海水飲料、マリン・マッド、シャワー、フルボディ・マッサージ

最初から120分のこのコースを選んだのは、最近いろいろな事情でジム通いができず、汗をかくことが少なくて、代謝が落ちているような気がしたからですが、それだけではなく、
11月30日までの「2時間のボディ・トリートメントをご予約いただいたお客様には、1時間のフェイシャル・トリートメントをプレゼント」という嬉しいキャンペーンがあったからです。
都合、180分。3時間という癒しの時間が始まります。


予約は10:00からでしたが、30分ほど早めに到着をしました。
時間に余裕があったので、スパのジャグジー利用ができるということで、今までは予約時間の5分ほど前に到着し、トリートメントルーム専用の更衣室で着替えをしていましたが、今回はスパの大きなロッカールームで着替えをしました。
ジャグジーは大きな個人用バスが4つ。そしてサウナ。
一つの浴槽の中に何人もで入るのではないために、ゆったりとできます。




体を暖めたら、専用ガウンに着替えをし、カウンセリングのためにロビーへと。
椅子に座ってハイビスカスティーをいただきながら、当日のコンディションや気になっていることなど、カウンセリングシートのチェックをし、今日のトリートメントの説明を受けます。
私は今年の4月にも受けていたので、シート内容に変更がないかの確認をし、署名をしました。




トリートメントの部屋はシングルで、汐留の日テレタワー、汐留タワー、電通ビルが目前です。
いままであいにく二回とも、天候のよい日に恵まれていなかったので、今回の超高層ビルと青空は印象的でした。




まずはマリン・バスからです。


「海水飲料」という海水のミネラル成分104種類をぎゅっと凝縮したエッセンスをのみます。
これが発汗の作用を高めるようです。
味は海水のような塩辛さ。
あとは水をたっぷりと飲んで、これまた専用のバスソルトを入れたバスに入ります。




ブロワで泡をたてると、どんどん泡が増え.....
しばし青空と泡を眺めながら、日常を忘れる世界へと入っていきます。
とはいえ、目前のビルではおそらく大勢の仕事をしている人がいるのでしょう。
青空の爽快さと引き替えに、ちょっと現実に戻りやすい気分にもなりました。




15分ほどのマリン・バス。
決してお湯の温度が高い訳ではないのに、体の芯がポカポカ暖まってきました。
そのまま、今度は「マリン・マッド」。
海藻の入った泥状のマッドを全身に塗って、ラップをし、暖めます。
前回、別のマッドでほとんど発汗できなかったのですが、今回はマリン・バスの効果があったのか、みるみるうちに汗が出てくるのが自分でも良くわかりました。


シャワーで綺麗にマッドを洗い流したら、今度は「フルボディ・マッサージ」。
デトックス効果のあるオイルで全身をマッサージしていきますが、あまりの心地よさに、何度も眠りそうに....
「せっかく気持ち良いのに眠ってしまったら、勿体ない」と、毎回同じことを考え、眠らないよう頑張るのですが、ちょっと気を許すと次の瞬間は眠りに落ちているような。


ウトウトしながら、60分の「フェイシャル・トリートメント」に入りました。
少し前に鹿児島の山で思わぬ日焼けをしていたので、日焼け後のケアと、疲れが目元に出やすいということも伝えて、それらをふまえたトリートメントをしてもらいました。
ここまでくると、もう頑張りも限界。
パックをしている処までは記憶がありましたが、気が付けば耳元で「おわりました....」という声です。


すべてのトリートメント終えて、リラクゼーションルームへと。
そこの長いすに半分横になり、再び夢の続きをみてしまいそうな、この一瞬も、水月スパでの素敵な時間。




ティーサービスのお茶では、ハチミツのゼリーが一緒にでてきました。(前回まではハーブティーのみでした)
あっさりした甘みのゼリーに葡萄の果実が数粒。そして底にはチーズ風味のクリームが入っていて、昼食前にはいったトリートメントでおなかがすいていた頃に、とても美味しくほっとするスイーツです。




しらない間にまた眠ってしまいそうな、心地よさを楽しんで、さてそろそろと思ったころ、別のトリートメントを受けた方が終わって、リラクゼーションルームに入ってきました。
意を決して出るには良いタイミングです。


その後はシャワーでオイルを軽く流し、着替えをして帰途についたのですが、ロッカールームの中のパウダーエリアで鏡をみて驚きました。
そこにはいままで見たことがないような、滑らかな肌。
そしてパウダーをつけると、これがまた吸い込まれていくように綺麗に乗るのです。
日頃見慣れている自分の肌でないような気がするほどで、ただただ驚いてしまいました。
こんなフェイシャルのトリートメントを週に1回受けていたら、それはいつまでも若々しい肌でいられるのではないかしら?





CONRAD TOKYO SPA


(以前の「水月スパ」のエントリーは「こちらから」)