ネット上の情報はオイシイ


以前からネット上にはレシピ専用のサイトがいくつかあることを知っていましたが、普段特に気にしてみるともなく、ただ自己流の調理をしていました。
ふとしたことで、チェックをしたCOOPADお菓子のレシピ。


「りんごたっぷりヨーグルトケーキ レシピID:695989」

(自分でいうのもナンですが)さすがに長年キッチンにたっていれば、使う材料と調味料をみてだいたいの味や様子の見当もつきます。
こちらはどうしてもバターやクリームで高カロリーになってしまうケーキで、素材を置き換えて低カロリーに、しかも簡単な方法で作れるようにしたもの。
バターなしでどこまで焼けるかという興味もあって、ちょっと作ってみました。


材料の中で、費用の少しかかったものをあえてあげれば、プレーンヨーグルトと卵2個くらいでしょうか。
林檎はこの時期、いただきものが残りつつあるので、丁度良いタイミング。



レシピでは180度で40分ほど焼くことになっていますが、私のところのオーブンは古い電子レンジに付属しているもので、出力や庫内の効率がいまひとつよくないようで、さらに3分ほど追加して焼き上げました。
もう少しだけ焦げ色があってもいいかもしれません。



やきあがってから、家の中で一番冷える玄関においてさましたものを試食してみました。
林檎を生のまま沢山使っているので、そこから出た水分でしっとりした重みがあります。
ただ、予想通り、食材からでるコクのある風味はありません。
焼き上げのときも、パウンドケーキやクッキーだとしてくる、独特の甘い香りがあまりしません。
これはやはりバターのなせる技ですね。
サラダオイルを使っているせいか、私には食べていてどうも生の油のなまぐささのようなものが感じられました。
これはサラダオイルの半分をバターにかえてみると良いかもしれません。


味は甘さ控えめで、ヨーグルトのさわやかさもありますが、若干単調です。
シナモンと粉砂糖、または市販のシナモンシュガーをかけると、一層美味しくいただけます。
リンゴ以外にも、洋梨、ダークチェリー、バナナなどでできそうです。




驚くことにネットでみていた方が、私が用意をする前に、もうさっさとつくって焼き上げ、blogにアップまでしていました。
すごいです。
こういう素早さ・手際の良さが、仕事の巧さにつながるのだろうな...と、ケーキをつくりながら別のことに感心してしまいました。