情報は、モレなく、漏れております『Google Buzz』


Google Buzz』の運用が始まったというので、さっそく試しに「有効」にしてみた。
すると出てきた画面には自動的にあっという間に「followしている人 ○人」とでて、びっくり。
一体誰が?と思って確認をすれば、「gmailユーザーでアドレス帳にあり、メールのやりとりをしたことがある」人ではあったが、だからといって私が『Google Buzz』を始めたということが無条件に分かるようなことは気持ち良くない。


またいくつかのGoogleサービスとの連携もされていた。
テストに画像添付をしようと写真をアップロードすれば、それは自動的にGoogleのサービス『Picasa』に入り、『Picasa』も連携して公開される。
iPhoneなどGPS付きのガジェットで、外部から送信すると、位置情報までついてアップされてしまうから、見知らぬ第三者にやすやすと居場所を提供してしまう。
GoogleマップGoogle設定事項で登録された名前付きで、送信内容が表示されてしまうのをみて唖然とした。


『ストリート・ビュー』の公開の際は自宅のあるマンションや事務所のあるビルが鮮明に表示されて驚いたが、表札や洗濯物を撮されてプライバシー侵害されたというような実害を受けていなかったので、どこまでやるのかと思った程度だった。
しかし今回の『Google Buzz』はデフォルトが「公開」状態だ。
「有効」というボタンを押しただけで、自分の知らない、想像も及ばないところに自分のプライバシーがあっという間に流れでてしまう。
もしこのような機能を公開するのなら「有効」を押した後、ウイザードを起動して、プライバシーに関する設定項目の再確認を喚起し、最終的に『Google Buzz』が有効となるような手順を踏ませても良いはずだ。


有無を言わせぬGoogleスタイルの本質をしっかり見てしまったようだ。
あふれさせた情報の海の中で、いつしか自身が溺れるような危惧は盛者の耳には届かないだろうか。


いますぐできること.....
Gmailの画面の一番下にある「無効」ボタンを押した。





お役立ちのTwitter情報まとめ。


Googleバズで本名と位置情報がダダ漏れになっている件と解決方法まとめ 』

Googleバズでgmailの名前情報が公開されて
本名と位置情報がWEB上に表示されてる人がたくさんいます。 http://bit.ly/9zmbnT


RTが100を超えたのでGoogleさん公式ブログからの注意喚起→ http://bit.ly/bO8mjH
も含めて、twitter上の感想を集めてみました。


Googleバズは、書き込みの内容から検索されることもあります。 http://bit.ly/buph0Z
自分が使い慣れて情報管理できるまで、個人情報に関することはつぶやかないのが無難かもしれません。


みなさんもご注意下さい。 #gbuzzJP

Googleバズで本名と位置情報がダダ漏れになっている件と解決方法まとめ - Togetter