お酒のあとでも、つるんと美味しい水まんじゅう『笹カスタード』
先日、長岡駅駅ビルにある「あさひ山」で、遅いランチをいただいたときに、一緒に出てきたのが笹にくるまれたデザート。
新潟という場所柄、一見笹団子のようにみえるのが、あけてみればぷるるんとした水まんじゅう。
口にいれようと半分に割ってみると、中から餡ではなく、カスタードクリームがでてきた。
笹の緑に、水まんじゅうの半透明な「くず」、そして薄いクリーム色のカスタード。
なんとも優しい色の取り合わせに、口にする前から思わず心緩んでしまう。
甘過ぎない、でも濃厚なクリーム感のカスタードが口の中に広がると、ちょっと塩味のつよい食事のあとだけに、本当にほっとした気持ちになる。
できるものなら、これだけ長岡からのお土産に買って帰りたいと思うほど。
こちらに帰ってから食べることができないかと調べてみたら、同じ朝日商事の経営の店『越州』でも、デザートに出されていることがわかった。
『越州』なら、都内でも新橋や日本橋などに何軒かあるので、この優しいデザートにまた会うこともできそうだ。
ゆるりと日本酒を楽しみ、お料理もしっかりと楽しんでいただき、そして最後のデザートにも目を背けない、粋な方と一献しにいきたいものだ。
