小さくなって、100円安く?


ファーストフードの店にはほとんどご縁のない私でも、なぜか1〜2ケ月に1度、食べたくなるモスバーガー
それもハンバーガーではなく「チリドッグ」。
今回も遅くなってしまったランチに、つい入って頼んでみたのですが、どうも違う。



そして食べ終わったあとに残る物足りなさ。
それは味ではない、ボリュームだった。



以前の「チリドッグ」の写真を探してみた。
ウインナーの太さは少し細り、長さは同じで、パンのサイズが小さくなったことを発見。
(写真は「スパイシーチリドッグ」で、上の唐辛子のトッピングをのぞけば「チリドッグ」と同じ)
以前はウインナーとパンが大きさで、パッケージもその分大きかった。



同じくモス好きな友達に「大好きな「チリドッグ」が小さくなってしまったぁ。」と嘆いたら、はやり同じことを感じていたらしい。


ファストフードチェーン店のモスバーガーを展開する【モスフードサービス(8153)】は2009年10月7日、同年10月14日から、全国のモスバーガー店舗(一部除く)で、「ホットドッグ」と「チリドッグ」の仕様・価格を変更し新商品として発売すると発表した。ホットドッグは190円・チリドッグは220円。これまではそれぞれ290円・320円だった(【発表リリース、PDF】)。


気になって探してみれば、こんな事実があった。
たしかに店内には「小腹がすいたら「チリドッグ」・・・」というようなポスターが貼られていた。
そうか、100円値下がりしていたのだ。
3/4サイズになって、100円の値下がりは、実質値下がりというのだろう。
でも小腹のすいていない時に愛好していた者にとっては、このサイズはあまりに小さい。
かといって、もう1つ別のものを頼むには大すぎる。
ではデザートで補充か?


などと考えていたら


モスバーガーでは主力のハンバーガー類において、定番商品を軸として商品ボリューム(量)ごとに、上位価格帯の“ボリュームゾーン”、中位価格帯の“レギュラーゾーン”、下位価格帯の“ライトゾーン”の3つの価格帯で商品展開を行っている(【モスバーガーが「100円台ハンバーガー」とダブルバーガーシリーズを展開】)。今回は量を変更することで、「ホットドッグ」と「チリドッグ」をライトゾーンに移行させ、先に100円台に移行したハンバーガーやチーズバーガーと共に軽い朝食や、昼食・朝食のプラスワン商品、軽食などの需要に応えるとしている。

【ご飯2.5倍・肉は6倍! すき屋が「牛丼キング」を展開】でも少し触れているが、昨今のファストフードだけでなく外食・小売り向け食品市場においては、いわゆる「メガブーム」は沈静化し、逆にミニサイズのを多分に展開して消費者の選択肢を豊富に用意する「ミニブーム」の様相を呈している。これは消費者側の倹約志向も一因。

http://www.garbagenews.net/archives/1052593.html