ワイングラスが割れた、思い出がよみがえった 〜Grgich Hills Estate(NAPA)


仕事場で使っているワイングラスを洗っていて、ほんのわずか力を込めた瞬間、「ピシッ」という悲しい響きがした。
ああ、やってしまった... 瞬間にそう思った。




このグラスは昔、カリフォルニアのNAPA Valley(ナパ・バレー)にある
「Grgich Hills Estate」(ガーギッチ・ヒルズ・エステート)に行った際の試飲用グラスだった。
試飲用のグラスはワイナリーによって様々だが、このワイナリーのグラスはやや小ぶりでも、それなりの膨らみもあり、薄く良い出来で、赤白どちらのワインでも十分楽しめたのでとても残念だ。




そういえばいつ行ったのだろうと、古い写真のフォルダを探していたら、「2001年1月14日」という日付のある写真データが何枚かみつかった。
9年以上も前だった。
この日付からして、当時は毎年サンフランシスコのモスコーニ・センターで行われていた「MacWorldEXPO」の際に出張したときかと思う。
出張ではハードな予定の仕事を一通りおえ、最後に半日か1日の休暇を現地でとると、必ずといっていいほど、NAPAのワイナリー巡りをしたが、2001年のそのときに訪れたワイナリーの1つが、この「Grgich Hills Estate」だったようだ。




たしか試飲をしたあと、ジンファンデルを買ったと思う。
外にでたら、ちょうどそのエステートのオーナーが車でやってきたところで、包みをかかえていた私をみつけると「記念に写真を撮ろう!」といってくれた。
それが「Miljenko "Mike" Grgich」だった。




このインタビューの人、そのものだった。




ナパ・バレーへは車か電車でいくことになる、
私は一人のときはよく、ワインカントリー巡りのバスを予約して、利用していた。
日本人向けのツアーは国内でも有名なワイナリーだけを巡って終わってしまうので、現地ツアーでいくのが良かった。


当時も走っていた、ナパ・バレーを巡るワイントレイン
停車駅でおりてワイナリーを巡る以外に、車中でワインを飲みながらの食事ができる。
一度乗ってみたいと思いながらも、時間に制約があってずっと果たせないままでいる。


『ナパ・バレー ワイントレイン』 http://winetrain.com/jp




「Grgich Hills Estate」を語る動画もみつかって、しばしナパ・バレーの景色を懐かしんだ。






「Grgich Hills Estate」


1829 St. Helena Highway, Rutherford, CA 94573
TEl: +1-800-532-3057
http://www.grgich.com/



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