『ハンダマ』

知人から、『ハンダマ』をいただきました。




『ハンダマ』は本州では『水前寺菜』とも呼ばれていますが、あまり東京ではお目にかかれません。
主に沖縄の野菜で、九州でも南部ではよく食べられているようです。


見ての通り、葉の表は緑色、そして裏は濃い紫色、しかも葉の先にはちょっとしたトゲ状のものまでついているので、知らないと「これ、食べられるの?」と思ってしまうかもしれませんね。



簡単な食べ方は、油でさっと炒め、しょうゆ、だし、塩で味を調えるか、それも面倒なら蕎麦汁で味つけし、
好みで胡麻油を最後に少し。


あとは、アシタバと同じように、天ぷらでも美味しくいただけます。
加熱すると、ちょっと粘りがでてきます。
沖縄特産の野菜には、ゴーヤ(ニガウリ)を始めとして、フーチーバー(よもぎ)、ンジャナ(苦菜)、青パパイヤなど、
沢山の体に良いものがありますね。


ちなみに、ハンダマは「血」がキーワードのようで、貧血によいとか。
他にも「疲れ目」に効果があるそうなので、普段目を酷使している私にはピッタリの野菜です。