『特別純米酒 ひやおろし 吉乃川』


朝晩はひんやりと感じるような季節になったので、鍋にしてみました。
お供は先月後半に長岡へいった際、T橋さんからいただいていた『特別純米酒 吉乃川 ひやおろし』。
いつもの「吉乃川」という文字に、紅葉が数枚散ったシンプルなラベルですが、やってくる秋の寂しさをほのかにあらわすかのようで、かえって印象深いのです。



新潟県産米の「五百万石」を100%使った純米酒を夏の間熟成させ、秋の声をわずかに聴く頃、9月に生詰めをした「ひやおろし」。
まさに新潟の秋のお酒、そして秋の楽しみです。
辛くもなく、甘くもない、丁度良い頃合いの日本酒度で、秋口からの色々な味覚に併せやすいまろやかさ。
春には桜を愛でての一献も良いですが、こんなお酒とともに、秋を味わうのも一興でしょう。





吉乃川といえば、昨年の5月に長岡市内にある、この蔵元を訪れたことを思い出しました。
創業1548年といいますから、もう460年も酒造りを続けている長い歴史の蔵元です。
敷地内にある「酒造資料館 瓢亭(ひさごてい)」で酒造用の米の種類や酒造用具を見て、そのあと工場の一部とさらに道路を隔てた古い蔵を拝見してきました。





吉乃川株式会社


〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目8番12号
TEL:0258-35-3000 FAX:0258-36-1107



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