『若鶏半身揚げ』(鶏肌注意!)


札幌の方の話の中に『若鶏半身揚げ』という言葉が出てきて、「え?それどんなの?」とつい食い付いてしまった私。
それを聞いてさっそく、Y下さんが送ってくださいました。


着払いでの直送もあるそうですが、今回はわざわざお店で購入し、あら熱をとってから箱に入れて送ってくださったもの。



箱をあけると、なつかしい木を削った経木に包まれて....



その経木をめくれば、皮付きの鶏!



ひっくり返せば、やはり鶏!
なるほど、半身揚げに違いない、若鶏が一刀両断に縦にまっぷたつです。



本当は揚げたてのパリっとした食感を楽しめるのでしょうが、それを少しでもと思い、オープントースターで加熱。
皮がジリジリとしてきたところで取り出して、丸かじり...いや、ナイフとフォークで解体。
普段はモモ、手羽、ムネ..といった部位で買うので「あ、ここがムネだ」「ここが手羽」と思いながら、それぞれを口にすると、なるほど脂の少ないムネの食感、モモの柔らかさと楽しむことができます。
味付けは基本的には塩のようですが、塩辛すぎもせず甘過ぎもせずの微妙な加減で、どんどん食べることができます。



ワインは赤にしようかと思いつつも、あえて白、それも甘口を選んでみました。
ソーテルヌの極上甘口『Chateau Clos Haut Peyraguey(シャトー・クロ・オー・ペイラゲ)2001』
濃い蜜色をした上品な甘さ。
もとよりフォアグラなどにはぴったりの貴腐ワインですが、この半身揚げにも良くあいました。



小樽、札幌には鶏半身揚げで有名な何軒かあるようで、今回の鶏半身揚げは石狩の『鳥屋「いちから」』という店のものだそうです。




『鳥屋「いちから」』


石狩市花川南4条1丁目(手稲街道沿い)
tel: 0133-72-3301
営業時間 : 月〜土15:00〜20:00 日祝日11:00〜20:00(第1・3水曜日定休)




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