帯広・香林(かりん)農園の『テレアイーネ』


忘れていたのです。



7月の北海道の旅
http://d.hatena.ne.jp/tangkai-hati/20080718/1217266244
の帰り、帯広の空港で地元産のチーズを購入し、自宅の冷蔵庫へ。
そのうちウオッシュ・チーズの『キロンヌ』は10日ほどの後に食べていたのですが、もう1つあったこの『テレアイーネ』。
賞味期限をはるか1ヶ月半以上も超え.......



とはいえ、決していたんでいるわけではありません。
もともと食べ頃は人それぞれの好み。
買ってきたチーズの食べる時期を何回かにわけ、熟成の度合いを確認しながら楽しむというのも一つの食べ方。
今回は「農園が示した食べ頃に食べることができず、かなりマニアックな域に達してから、初めて食べた」
単にそういうことなのです。



テレアイーネは山羊の乳からできたチーズ。
それ自体、すでに2ヶ月の熟成を経て出荷されているものです。



包みをとくと、すっかりカビが広がって、カチカチの石けんのような表面。



表皮の硬い部分とカビをそぎ落とし、スライスすると、ベージュ色にかわり、水分が減ってキッチリと固めにつまった中にも、熟成時の気泡が残った断面もみえます。
風味はプロセスチーズの一歩手前という感じ。
ただ口に入れると、山羊チーズ特有のほろほろっとした食感はよみがえって、最初からこういうチーズと言われれば納得してしまうようでした。


先に食べたウオッシュ・チーズ『キロンヌ』
http://d.hatena.ne.jp/tangkai-hati/20080726/1217094762
とともに、まだ他にもあったチーズが気になる香林農園です。