2008-01-01から1年間の記事一覧

願い

商売繁盛。

決壊

崩れ、漏れ、広がっていく様は、情報データのよう。

整然とした混沌

見た目、混沌としているが、実はひどく整然としているのかもしれない。

口紅の効用

ここ十数年、銀製品のアクセサリーを身につけたことがありませんでした。 なぜかといえば、すぐ表面がくすんで、さらに時間が経つと黒っぽく汚くなってしまうから。 東京の空気が汚いせいでしょうか、特に自宅前は交通量の多い、片側3車線の国道で、排気ガス…

『プラネタリウムで「初音ミク」VJイベント−岩手大学准教授がプレー』

「初音ミク」で「ただ単に歌わせるだけの面白さ」を聞くことは誰でもできる。 プラネタリウムで星空や映像を眺めることは容易にできる。 この2つのバーチャルな容易さを組み合わせることは、思いついてもなかなか公の場で実現できないだろう。 公的施設では…

街の様相シリーズ〜17『浅草・煮込み通り(またはホッピー通り)』

水曜日、午後8時。 時折小雨のちらつく寒い伝法院西の浅草・煮込み通り。 いつもは店内からはみ出して、呑みかう人、そして通りを珍しげに見ながら過ぎていく人で賑やかなこの場所も、週半ばの寒々しいこの日は1/3程度しか店が開いておらず、妙に静か。 とは…

この秋のお気に入り『KIRIN 一番搾り とれたてホップ 2008』

初物、新発売に弱い私です。 いつか、このホップのふるさと、遠野へいってみたいな。

スープカリー専門店『札幌DOMINICA銀座店』

札幌に出かけた際に、マニアックなスープカリー店に案内していただいて、食べたのがきっかけで、その後はスープカレーの素なるものをいただき、自分で作って食べることはありましたが、東京でスープカリーを食べることは滅多にありません。 店そのものもあま…

土手の花

自宅のすぐそばに、古い、いい趣の教会があります。 そこの土手には毎年、お彼岸にあわせて必ず、曼珠沙華が咲くのですが...... ここ数日、とおりかかるとその土手の同じ場所に、なぜか彼岸花のような赤い花。 お彼岸のころ、一時的に気温が低くく、最近はま…

『特別純米酒 ひやおろし 吉乃川』

朝晩はひんやりと感じるような季節になったので、鍋にしてみました。 お供は先月後半に長岡へいった際、T橋さんからいただいていた『特別純米酒 吉乃川 ひやおろし』。 いつもの「吉乃川」という文字に、紅葉が数枚散ったシンプルなラベルですが、やってくる…

カヤックで船出?! 「googleルート案内」の爆笑

googleマップがルート案内に対応できるようになってたのを知りました。 通常の乗り換え案内のような、現在地・目的地入力もできれば、マウスでツンツン、設定変更も簡単。 そっか、各ポイントではストリート・ビューでその場の景色も確認できちゃうものね! …

『コンラッド東京 水月スパ』の癒し『ディープ・デトックス』

エレベータで29階へ。 このプレートをみると「ああ、癒しの時間がやってきた」と、そう実感します。 昨年11月、そして今年4月に続き、再び至福の癒しの時間を持つことができました。 週末土日と夜間は混み合うスパは、平日の昼前からの利用が、すいていてゆ…

変わりゆくもの 変わらぬもの 向島『岩手屋』から「いわて屋」へ

富田勲作曲のあの懐かしい曲に、坂田美子が作詞し自ら歌っている「新日本紀行ふたたび」*1のテーマ曲。 その中に出てくる一節、 「変わりゆくもの 変わらぬもの」 これは街の姿であったり、人の心であったりするが、もっとミクロな世界にも見あたることだ。 …

『アイスにかけるしょうゆ』

金沢のS山さんが東京にみえたので、一緒に夕食を食べましたが、その際にいただいたお土産の一つがこれ。 『アイスにかけるしょうゆ』 「アイスに醤油?」と一瞬ギョッとするかもしれませんが、近いところでは濃厚な甘い醤油、または、みたらし団子のたれと思…

里の秋『高柳町荻ノ島』

新潟県の柏崎から、国道252号線を南下、途中、高柳スキー場の手前で高柳方面へと県道をさらに南下していくと、黒姫山の南東麓にあたる付近に、高柳町荻ノ島という地域があります。 この地域には、昔ながらの茅葺き屋根の民家集落が残っています。 稲刈りはす…

柏崎『和夢焼』窯出し

昨年の6月に一度訪れたことがある柏崎の『和夢焼(なごむやき)』登り窯ですが、その時はこれから火入れをし焼き出す前、作品を乾かしている状態の時でした。ところが、今度は、今月中旬に火入れをし焼いたあと4,5日ほどそのままで冷まし、そして窯出しが丁…

銭湯値段で温泉気分、姶良町『船津温泉』

鹿児島空港におりたつと、霧島やそれに起因する沢山の温泉があり、「鹿児島=温泉」が頭の中に入っているので、市内に向かう前にどうしても1軒、寄り道をしたくなってしまいます。 15日、到着した空港から、今回は、2002年リニューアルしたという『船津温泉…

『坂井宏行 美食の夕べ』マナーハウス島津重富荘にて その1

鹿児島へいく度に訪れてしまう、マナーハウス島津重富荘。 今回もまたタイミングよく、2周年を迎えた重富荘で『坂井宏行 美食の夕べ』があり、昨年同様、地元鹿児島のHさん、そしてI上さんと参加をしてきました。 ムッシュ坂井はこの重富荘のフードプロデ…

『坂井宏行 美食の夕べ』マナーハウス島津重富荘にて その2

(その1より) (前の日記で、「では次の前菜までの間、すこし醒ましましょう。」とかきながら、多忙から随分間があいてしまいました。) 前菜を食べ終える少し前頃、女性3人のユニット「ブラックヴィーナス」の演奏が始まりました。 そして、いよいよ司会…

『坂井宏行 美食の夕べ』マナーハウス島津重富荘にて その3

(その2より) さて、御料理はメインを控えて、その前にスープとなりました。 『霧島産 栗のスープ カプチーノ仕立て』 カップの上にふわふわっと盛り上がった泡。 カプチーノを楽しむときのシナモンのかわりは、栗のパウダー。 カップの下に敷かれた葡萄の…

高知・北川村の池田柚華園『ゆずの香ぽんずしょうゆ』

夏の終わりにあったあるイベントの賞品で、高知のM内さんからいただいていた、柚子ぽん酢しょうゆ。 夕食に餃子を食べようとして、ぽん酢を切らしていたのを思い出し、さっそくこれを使ってみました。 普通のポン酢しょうゆに比べ、柚子の果実味・甘みが強い…

光の国から

今日、某所で懐かしいウルトラマンの主題歌を聞いて、ふと思った。 第一回が放送された当時、日本はいざなぎ景気と呼ばれる好景気の中だったらしい。 日本の人口が1億を超えたのもこの頃だと聞く。 数年後、大阪での万博、さらに数年後、札幌で冬期オリンピ…

『フジサンド』(笑)

富士山が二層の雲に挟まれているので、私が勝手に作った造語『フジサンド』。 中央高速道の下り、北杜から竜王にかけては真っ正面に富士山がみえる絶好のポイント。 しかも起伏が手伝って、眼下に民家や電信柱、ビルなどの邪魔なものは低くみえる絶妙なポイ…

CREDIT CRUNCH(信用危機)

(写真は以下のリンク先、ロイター記事より) [ロンドン 7日 ロイター] 世界的な金融不安が英国にも波及するなか、当地のデパートにユニークなチョコレートが登場した。 同商品は、銀行の貸し渋りなどを意味する「クレジット・クランチ(信用危機)」とい…

荒波の果て

今、世界は大変な経済の荒波の中、 日本はそこに浮かんでいる大船につながれた小舟。 波にもまれて上下左右に揺れまくる大船の動きをさらに大きくうけ、ロープも切れんばかりの錐もみ状態。 木っ端微塵になる前にと、誰かこの綱を切ろうとするものがあるが、…

帯広・香林(かりん)農園の『テレアイーネ』

忘れていたのです。 7月の北海道の旅 http://d.hatena.ne.jp/tangkai-hati/20080718/1217266244 の帰り、帯広の空港で地元産のチーズを購入し、自宅の冷蔵庫へ。 そのうちウオッシュ・チーズの『キロンヌ』は10日ほどの後に食べていたのですが、もう1つあ…

有楽町「ヴィノス・ヤマザキ」で捕まる

奧のテイスティング・バーでしっかり2杯呑んだあとなのに、店頭にでてみればこれから3種のワインの飲み比べができる試飲会をするとか。 足は駅に向かわず、そのまま店頭で捕まってしまった。

「この世の終焉」という名のビール『UNIBROUE LA FIN DU MONDE』(ユニブロー・ラ・フィン・ドゥ・モンド)

カナダ産のこのビール(日本の分類上では発泡酒)、ラベルもなんだか意味深ですが、名前もすごい... 「この世の果て」か、はたまた「この世の終焉」か?! 普段あまりビールを呑まない私が、つい誘われて呑んでみたストロング・エール。 アルコール度数は9…

『山廃仕込 寒昴(かんすばる) 純米大吟醸』

以前、長岡のT橋さんからいただいていた、長岡の住乃井酒造、 『山廃仕込 寒昴(かんすばる) 純米大吟醸』 の封を切りました。 たいがい新潟のお酒といえば、スッキリ飲み口のよい、いわゆる淡麗なお酒が多いところ、住乃井酒造は山廃仕込を続けています。 …

秋雨

3日前の夏日が信じられないほど、冷たい雨の一日だった。 右胸の小さい傷がズキズキ、シクシク痛い。 熱っぽくて怠いのに、眠れない晩。 こんな晩には絶対に小説を読んではいけない。 特に村上春樹はいけない。